大人でも、子供と一緒でも、楽しめると思う絵本について書いてみる。
絵本は幼いころのフレッシュな自分に引き戻してくれる
いい歳をして絵本が好きだ。
本屋の絵本コ―ナーの前を通りかかると、自然に足が止まる。
これって、三つ子の魂百までってやつか?
私の少女時代ははるか忘却の彼方、思い出すことさえ難しくなっている今日この頃だが、絵本を読むときのワクワク感はあの頃と変わらず、今もある。
これって、三つ子の魂百までってやつか?
もし小さな子供にプレゼントをするなら、私はミッケを選ぶ。
子供はもちろん、大人も充分楽しめる。一緒に絵本を覗き込み、ワイワイ言いながら探せば楽しさ10倍だろう。
ページををめくれば、美しいジオラマや海賊たちが集めた宝物の山、心躍るおもちゃ箱、幻想的なイラストなどが次々とあらわれて飽きることがない。
そして1ページごとに、「絵の中にこれが隠れてるよ!見つけられるかな?」と、いくつものワードが並ぶ。(このワードの訳は糸井重里さん、言葉がリズミカルでやさしい )
これを見つけるのがけっこう難しい。
とうとう見つからず「まぁ今日はこのくらいにしといてやるワ」と捨てゼリフを吐いて終わったこともある。
だから小さな子どもと競争したら負けちゃうかもしれない。
だから小さな子どもと競争したら負けちゃうかもしれない。
私が持っているのは、
チャレンジミッケシリーズの
「サンタクロース」「むかしむかし」「こわーいよる」「パイレーツ」
ミッケシリーズの
ミッケシリーズの
「ミステリー」「ゴーストハウス」
チャレンジミッケはミッケの初級編で、とても小さな子でもチャレンジできる。
ミッケはその上級編。
そして乳幼児向けとされているちっちゃなミッケシリーズもある。
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私のお気に入りミッケ
私のお気に入りは、「こわーいよる」「ゴーストハウス」「むかしむかし」。
「こわーいよる」と「ゴーストハウス」は、おとぎ話に出てきそうな古い町やお城、階段を上り下りしたら軋む音が不気味に響きそうなお屋敷が舞台。今にも幽霊が出てきそうな怪しい雰囲気だ。
「むかしむかし」は、グリム童話のシンデレラ(灰かぶり姫)やヘンゼルとグレーテル、昔話の三匹の子豚などの一場面を魅力的に表現している。
グリム童話の上記2話の原作は実は残酷な話なのだが、そんなおどろおどろしさをちらっとうかがわせるようなミステリアスささえ感じる。
子供にプレゼントするなら「サンタクロース」「パイレーツ」あたりが喜ばれるかもしれない。
でもこれ以外にも、見るだけでも楽しくて可愛らしいミッケはたくさんある。
でもこれ以外にも、見るだけでも楽しくて可愛らしいミッケはたくさんある。
気に入った絵本を選ぶ、これもまた一興だ。