寝ながら聞いてて、すまん寝
地獄耳という言葉には、複数の意味があるということを知ってますか?
恥ずかしながら、私はひとつの意味しか知らなかった。
無知を晒すようだけど、これまでの人生「小さなひそひそ話も聞き取れる」という意味だけだと思いこんでいた。
噂好き
ところが、もともとは「一度聞いたら忘れない」「人の情報をすぐに聞きつける」という意味があって、そこから 小さな声を聞き取る能力にも 使われるようになったらしい。
知らなんだ。
確かに、噂話が好きな人って いつも耳をそばだてているな。
いつだったか職場で話をしていたら、遠くに座っていた上司が立ち上がり「あ、それはねぇ」と言いながら近づいてきた時はびっくりした。
その時話していた内容が、仕事の話で良かった。
今考えると、その上司もけっこう噂好きな人だった。
こわいこわい。
私なんか、若いころからいつも「え?」と聞き返してる耳の悪さ。
噂話に疎いのも うなづける。
猫の聴覚
猫の耳の良さにも、びっくりさせられることがある。
うちの猫は、おやつが入っているキャビネットを認識している。
そして、そのキャビネットを開ける音と それ以外の食器棚を開ける音の違いも、しっかりわかっている。
この時間にこの扉を開けたら 猫が飛んでくるから 決して開けてはならぬ、とわかっちゃいるのだが、どうしても開けなきゃいけない時もある。
戻ってみれば
必ずスタンバイ。
ぐっすり寝ているから大丈夫だろう、なんて考えは甘い。
アオイがゴハンを残した時は、ユズが食べてしまわないようにお皿は引っ込める。
しばらくしてアオイがごはん台の前にやってくるのは、食べたいサイン。
なので、ラップしておいたお皿を取りにいって 戻ってきたら・・・
猫の察する能力と聴覚って すごい。
ちなみに地獄耳の語源ですが、なぜ「地獄」が使われているのかというと、「なかなか抜け出せない(忘れない)地獄(情報)」「人間の生前の行い(秘密)は地獄(うわさ好きの人)に筒抜け」ということが語源とも言われています。
食べてる時も、耳はこっちを向いている
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