猫とビー玉

猫に振り回される幸せとドタバタ日常。自作のヘタ漫画をまじえて綴っていきます

おむすび編14. 4日間の留守のあと

本年もどうぞよろしくお願いします!

 

さて、8月になると毎年我が家は上高地へ出かけます。

私になついたノラ猫のおむすびを気がかりに思いながら、今年も上高地へ。

この年は台風にやられました。

 

 いつになく強気なおむすび

 

ある夜、門柱に登ったおむすびと道路からおむすびを威嚇するオッサン猫を見た。
外に飛び出してオッサン猫を追い払いたくてウズウズしたが、その気持ちをぐっと押さえて見守ることにした。

 

にらみ合う猫

 ☆ロシアでは、新居に入る前に猫を放つと幸せになれる、という言い伝えがあり、住宅ローンを組んだ顧客に猫を貸し出すサービスがあるそうです

 

どうせすぐにおむすびが門柱から降りて退散するんだろう、と思っていたのだが、意外なことにおむすびは上からオッサン猫を見下ろし動かなかった。
最初は暗くてよく見えなかったので、もしかして恐怖で固まっているのかしら?と思った。
目が暗さに慣れてくると、門柱の上で縮こまったりうなだれたりすることなく凜と座っているおむすびの姿がはっきりと見えてきた。


オッサン猫より高いところにいるからなのか、いつになく強気なオーラを出しているじゃないか。
いいぞ!おむすび。

 

オッサン猫の方もいつもと違って、わめき声を上げるでもなく、黙っておむすびをにらみつけている。
両者一歩も譲らぬ気配、漂う緊張感。
そのにらみ合いの長さに、勝負の行く末を見届けることなく窓を離れたのであった。

 

旅行は運悪く台風直撃

 

私と三太は毎年夏に上高地へ出かける。
今年はあいにく台風が近づいていて進路予想は最悪だったが、なんとか台風が来る前に現地に到着することができた。
夕食をとるころには、雨は強さを増し風も出てきた。

 

嫌な予想通り、翌日台風が直撃して私たちは身動きがとれず、一日中ホテルに閉じ込められてしまった。
歩くために来たのにホテルでくすぶっているなんて、ストレスは溜まるばかりだ。


自宅は台風の直撃は免れているものの、雨くらいは降っているだろう。
おむすびは今頃どうしているんだろう?
Kさんやお向かいさんにちゃんと餌をもらえているだろうか?
雨風はどこでしのいでいるんだろう?
台風に閉じ込められたホテルの中で、私はうちの玄関でおむすびと過ごした穏やかな時間を思い出したりしていた。

 

玄関で猫とくつろぐ

 

翌日は台風一過、気持ちよく晴れたので歩いて2時間かかる公営ロッジまで歩いてみた。
ロッジまでの往復時間を考えると帰宅時間は夜中になってしまうので、もう一泊白骨温泉にでも宿をとろうかと夫の三太に提案された時、おむすびのことが頭に浮かんだ。
迷う気持ちはあったけれど、うちの方は台風じゃないし、kさんもお向かいさんもいるし、と自分なりに言い訳をして、その日の夜は温泉でのんびりすることにした。


台風のせいで予定外の3泊になってしまったから、おむすびは4日も留守にした私たちに見切りをつけて、もううちの玄関には居ないかもしれない。
なんだか淋しいけれど、それはそれで仕方ないことなのかもしれない。

 

家に戻って目に飛び込んできたのは

 

4日目は早々にチェックアウトして、まっすぐ帰途についた。
ところどころ小さな渋滞があって、最寄りの高速を降りたのは夕方だった。


車で我が家に近づいた時、玄関の定位置に黒とグレーの見慣れた猫、おむすびがちょこんと座っているのが目に飛び込んできた。
そして待っていたように立ち上がり、近づいてくるのが私と三太なのかを確かめようとしているみたいに、じっとこちらをうかがっていた。


その姿が玄関にいたことに驚きながらも、私はこの時「もうこれはうちで飼うしかない」と思ったのだった。

 

おむすび編15に続きます

 

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