とにかくベッドの真ん中が好き
夫の三太は、出張や帰省で何日か留守にすることがある。
今回は4日間の帰省だ。
夕食
三太がいなくてひとりなので、夕食は手抜き。
冷蔵庫の中のものを適当に食べる。
いつものように食事中も私の膝に乗りたがるおむすび。
落ち着く前に、テーブルの上のものを物色する。
お魚などのいい匂いがするとテーブルに乗ろうとするので、そこは制止する。
私が食べているうちに、おむすびは食後の眠さでうとうとし始める。
お風呂
食べ終わると片づけて、お風呂だ。
おむすびが寝ている隙に、私は急いでお風呂に入る。
お風呂に入っていると、必ずおむすびの鳴き声が聞こえてくる。
起きたらしい。
お風呂から上がってドアを開けると、すぐそこにちょこんと座っている。
ドアの前でいつも私の出待ちをするのだ。
歯磨き
歯磨き中には、私の肘めがけてすりすりを開始する。
歯ブラシを動かすと、肘がおむすびの顔面にゴツンと当たりそうだ。
なぜいつも私の取り込み中に絡もうとする?
ここまではいつも通りだが、この先は三太がいない分私へのストーカーぶりはエスカレート。
ずっとついて回って離れない。
就寝
さて寝ましょうと寝室に入ると、一目散に私のベッドに乗って、真ん中を陣取った。
おむすび専用に作ったベッドは、悲しいことにたまにしか使ってくれない。
私が寝るスペースがないので、おむすびを端に寄せようとすると、うにゃうにゃ文句を言う。
尻尾もパタン!
これじゃさすがに眠れないなぁ、と思っていたら、今日は三太のベッドが空いてるじゃないか。
枕だけ代えて、三太のベッドで寝ることにした。
すると、おむすびが悲しそうにこっちを見ている。
だってあなたがど真ん中にいるからでしょ?と思うけど、きっとそんなことわからないんだよね・・。
しばらくしたらこっちに来るかな、と思っていたら一晩中来なかった。
おむすびにはおむすびの意地というものがあるらしい。
自分と一緒に寝ない私を見る視線が、とにかく恨みがましかったので、翌日は一緒に寝た。
2,3回出入りしたけど、ほとんどぴったりくっついて寝た。
4日目、やっと三太が帰ってきた。
ずっとまとわりついて離れなかった。
この4日間、三太がいないことを全く意に介していないようにも見えたけど、やっぱり寂しかったんだよね。
おむすび編97に続きます
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