にゃにゃにゃ工務店さん(id:JuneNNN) から、ステキなハロウィーン企画が提案されました。
冒頭の写真でお願いできれば、と思っています。
よろしくお願いします。
勝手に抱いていたイメージ
今まで何度か書いてきたけど、昔から犬が飼いたかった。
犬には、素直で天真爛漫なイメージを抱いていた。
出会ってきた犬は幸せそうな飼い犬ばかり。
野良犬は見たことがなかった。
一方猫はというと、腹に一物ありそうなイメージだった。
もともと猫には興味がなかった、というよりあまり好きではなかったのかも。
道端で出会う猫たちは、だいたい首輪のない野良猫。
野良猫たちは幸せそうじゃなくて、餌も持っていない私をちらっと見ては通り過ぎていった。
ガラス玉のような透き通った目も、なんだか怖かった。
瞳孔は明るければ細くなり、薄暗ければつぶらに開き、暗闇では光る。
まるで、猫自身の意思で変幻自在に操っているようにも思えた。
そんな瞳と目が合うと、なんだか見透かされているような気もしたっけ。
一番最初の会社に勤めていたころ、昼休みに会議室に集まった女子社員同士で、犬タイプ、猫タイプで話が盛り上がったことがあった。
私は皆に、「猫タイプ」と言われた。
やっぱり、と思った。
内心、犬の方が良かったなぁ、なんて思っていた。
自分にどこか重なるものがあると、敬遠したくなるもの。
素直じゃなくてひねくれた自分を、勝手な猫のイメージと重ねていたのかも。
実際の猫は
実際猫を飼ってみると、猫はとても素直であけすけで、ストレート。
長年誤解してきたことを謝りたいくらい。
猫の行動にはそれぞれちゃんと理由がある。
わけもなくいじけたり怒ったりもしない。
気分が塞いでいるような時にも、それなりの原因がある。
昔はなんだか怖いと感じていた猫の目も、なんて美しいことか。
今の私は野良猫と出会うと、昔とは違う意味であまり心穏やかじゃない。
ねぐらは安全で暖かいのか?
ごはんは充分に食べているのか?
穏やかに毎日を過ごせているのか?
見かけるたびに、たくさんのクエスチョンマークが頭を駆け巡る。
これからやってくる寒い冬のことも。
そして心の中で、幸せをあげられなくてごめんね、と思う。
読んで下さりありがとうございます
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