ユズ「ふんふん、ここも怪しい」
今年のGWいかがお過ごしですか?
今年は雨で始まりましたね。
私は、去年と同じ、どこへも行かず。
三太は、休日だけど仕事してます。
猫の仕事
家猫の仕事は、食べること、寝ること、遊ぶこと、甘えること。
そしてうちの猫はご苦労なことに、検疫と家宅捜索もやっている。
まず検疫のお仕事。
こちらは先代猫、おむすびのお話。
うちに入ってきた宅配の荷物はもれなく、ふんふんとチェック。
飼い主が段ボールをあけて、中身を取り出したらそれもチェック。
空になった段ボールも、一応入ってチェック。
多くの猫さんたちは、みな検疫官じゃないですか?
そしてもうひとつ、閉めきったドアの向こうを捜索するのも大事な仕事らしいのだ。
開かずのドアであるほど、仕事への意欲は向上するらしい。
私がリビングに入ろうとしたら、ドアをするりと通り抜ける猫たち。
行き先は2階の、三太が仕事している部屋だ。
情熱の赴くまま、階段を駆け上がる敏腕捜査官。
そのあとを追う見習い捜査官。
ガサ入れ開始
目的地に着いた。
まずは、一応チャイムを鳴らすのが礼儀ってもん。
しかし、被疑者は要求に応じない。
うんともすんとも答えやしない。
だけどそれはもちろん想定内、ちゃんと奥の手は考えてますって。
それから時間が経つこと数十分、被疑者のコーヒーカップが空になった。
ドアの向こうも静かになったことだし、お代わりでも淹れにいくかと立ち上がる。
開けたドアの向こうには、もちろん待ち構えている2つの影。
被疑者の日常の行動は読まれていたらしい。
押し入られてしまえば、あっちのもの。
隅々まで調査されるのを、覚悟するしかない。
捜査官たちはいつも意気込んでるわりに、途中で面倒になるのかあっさり仕事を切り上げてしまう。
確か今日はオンライン会議があるとかないとか。
証拠を押さえる最大のチャンスですけどね。
なんか知らないけどのんきに寝てますね。
ところで猫たちは、なんの証拠を押さえようとしたのかって?
いつもわからないんですよ。
こっちとしては、令状を見せてくれと言いたいところなんだけど。
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