お題「#おうち時間」
三太が撮影した、膝に乗ったおむすびの後頭部
私の勤めている会社も、もうすぐ在宅勤務制度が導入されるが、今は週の半分はまだ自宅待機状態。
なので、丸一日自分の為に使える。
家事、猫のお相手、ブログ、その他やることはたくさんあって、時間を持て余すことはない。
私の行動パターン
うちで過ごす平日も、パターン化してきた。
午前中は、朝食後おむすび漫画を描く。
昼食を用意して、食後はブログの文章を書いたり、もろもろの家事、片づけたいと思っていた作業など。
猫さまのお相手は午前午後問わず、要望があるたびに応える。
夕方に夕食の準備を始め、食後は近所を散歩。
最初は健康のために義務感で始めた散歩だが、最近はこの時間が楽しみになった。
家を出ると、天気の良い日は、家々の屋根の向こうに夕焼けが広がっている。
赤く色づいた空に、丘の木々が切り絵のようにくっきりと、黒く浮かび上がるのが見える。
しんと静まり返った住宅街を縫うように、上り坂を歩いていく。
家々の窓から灯りがもれ、子供の声が聞こえてくる。皆が生活してるんだな、としみじみ思う。
30分も歩くとだいぶ暗くなってきて、夕焼けも丘の向こうに消えていく。
すれ違う人もあまりいない。
なだらかな上り坂を登り切り、さぁ下ろうという時、眼下に街の光が広がる。
吹きあがってくる風に向かって、ビルの明かりや車のライトを見下ろすようにして坂を下る。
過去に見たいろいろな風景がフラッシュバックして、ここまで結構な時間を生きてきてしまったなぁ、と実感するのだ。
猫の行動パターン
猫の一日もパターンが決まっていて、時間割に忠実に過ごしているようだ。
夕方、お腹が空き始めたおむすび。
私のおやつに反応。もちろんあげない。
おむすびには毎日猫用おやつをあげている。
メインはとりのささ身。ヘルシー志向だ。
ゴハンもおやつも平らげて、次はひと眠り。
眠る場所は、よく変わる。
2階のパトロール部屋だったり、私の椅子だったり、猫ベッドだったり。
夏はローボードの上も定番だ。
人間の夕食も終わり、私が風呂から上がって決まって見るのはこの風景。
テーブルの向こうに、おむすびの後頭部。
耳がちっちゃいので、なんか可笑しい。
そして、「さぁ、寝ましょうか」と階段を上がっていくと、おむすびが階段を駆け上がり私を追い越していく。
はしゃぐおむすびを寝かしつけて、部屋の明かりを消して話しかける。
「おやすみ、おむすび。また明日ね」
変わり映えしないいつもと同じ一日、そしてその毎日のなんと愛おしいことか。
これが、幸せだ。
おむすび編80に続きます
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