先日近くのスーパーに買い物に行ったときのこと。
買い物を終えて、車で駐車場を徐行していたら、運転していた夫の三太がバックミラーを見て「なんだあれ?!」と言った。
やたらに急いでいる後ろの車
「なんだ、って何が?」と助手席の私。
「後ろの車がすごい勢いで走ってきて、後ろにぴったりついてる」と言う。
ヤバい人だと困るので振り返らないことにした。
ところが三太、そこからわざとスピードを落とした。ムカついてるんだろう。
「やめなよ!」と私は言った。「後ろをこれ以上イライラさせてどうするの?」
三太は私の言うことなんか聞かない人なので、そのままのろのろしたスピードで走っている。
「後ろの人はどんな人なの?」と聞くと20代後半くらいの女性らしい。とりあえずこわい人じゃないわけね。
そして駐車場を出て、広い道路に出る手前の信号で止まった。
ここで三太がギアをバックに入れた。するとピーっとけたたましく警報が鳴ったではないか。
警報が鳴るということは、後ろの車がこの車に30cm以内に接近しているということだ。
30cmって近すぎないか?
うちの車はそのあと左折、後ろの車は幸いにも右折したので、ここでさよならすることができた。
後ろの車はぐいっと曲がったかと思うと、あっという間に見えなくなった。
よほどなにかの緊急事態なのかもしれない。
だとしても、ちょっとあれはどうなの?と思った。
そして、あの人は猫は飼えないだろうな、と思った。
猫を飼うと、いやというほど待たなくちゃいけなくなるから。
猫はまず人間の思うように動いてくれない
一体なにを考えているのやら
うちのバスルームの脱衣所は、タオル掛けに猫が足をはさみそうになったり、洗濯機の上部が斜めでつるつるしていたりして、猫にとって安全とは言えない場所だ。
だからおむすびが入ってくると私は監視の目を光らせる。
用が済んで脱衣所をあとにする時、ドアに手をかけて「さぁ、行きますよ。出て下さい」とおむすびに向かって言う。
おむすびは2,3歩進むのだが、そこで立ち止まる。
引き戸のレールの上で立ち止まり、座ってしまうこともある。
もう少し進んでくれたらドアが閉められるのに。
でも置き去りにはできない。
辛抱強く、じっとおむすびに視線を注いで待つ。
おむすびもやけに神妙な顔で座っている。
・・・・・。
この状況はなんだ?
もしかして、おむすびは私が発する「早く出んかコラ!」という思念を感じ取っているのではあるまいか。
「ん?この念は一体なんでしょう?」と考え込んでいるように見える。
試しに、そこから離れてリビングに行くと、あとからちゃんとついてくる。
で、私はやっと脱衣所のドアをしめに行く。
うーむ・・・。
やっぱり念なのでしょうか?
おむすび編38に続きます
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