昨日は雪が降った。そして今朝もみぞれまじりの雨だった。
こんな日は一日中、猫とコタツに入り浸りだ。
冬は「億劫でコタツから出られない」とよく聞くが、猫と暮らしている場合は億劫じゃなくてもコタツから出られなくなる。
それは、「コタツから出られない」ではなく「動けない」だ。
なぜなら、膝に猫が乗ってきて、てこでも動かないから。
実際私の膝は、猫用椅子と化している
ちょっとだけ休もうかと腰を落ろした途端、我が家の愛猫おむすびが向こうからすたすたとやってきた。
やっぱり来たか・・。
「はい、どうぞ」とコタツの掛け布団をめくってやると、なぜか固まる。
それは「入ろうかな?どうしようかな?」と考え込んでいるの?
この考え込む時間が結構長い。
だいたい辛抱強く待てるのだが、ずっと掛布団を持ち上げている手が疲れてくると、時々「どうするの?」と決断を急かすこともしばしば。
待たせた挙句、結局入ってくれず、膝に乗ってくることもある。
膝の上でしばらく撫でてもらったら、満足しておりて別の場所で寝る猫もいるが、おむすびはゴロゴロ言いながらそのまま膝の上で眠りにつく。
そして何時間でも寝る。
膝からおりるのは生理現象で移動の必要に迫られた時と、変な音が聞こえて確かめずにはいられなくなった時くらい。
準備万端なのに
なので私は腰を下ろす前に、なるべく必要なものを全て持ってきて、手の届くところに置いてから座るようになった。
トイレも行っておいた方がベスト。
でもそんな準備オッケーな時、猫って膝に乗ってこない。
呼んでも2階に行ってしまったり、コタツにもぐってしまったり。
作った料理を食べてもらえないみたいな、なんともさみしい拒絶された感が漂う。
おむすびはあっちで寝ているからと、ついつい何も持たずに座ったりすると、そういう時に限ってなぜかむっくりと起き出して膝に乗る。
あれ?さっきまであっちで寝てたよね?
そして私は、動けなくなってから「スマホがない」「リモコンに手が届かない(最近はアレクサに頼んでいるが)」という状況に陥る。
そして、どっかりと膝の上に腰を下ろしたおむすびの顔は、なんだかご満悦。
困らせても許されるんだという愛情確認してるの?という疑惑が頭をかすめる。
もしもそんな知恵が働いているとしても、もちろん許すことに変わりはないんだけど。
おむすび編50に続きます
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