ケンカ
アオイは、ユズの体重の1/2しかない 小さな猫。
だけど気は強い。
ユズとケンカになると、なかなか引かない。
か弱いパンチを繰り出して応戦する。
でも大きなユズに敵うわけないので、最終的には お腹を見せて降参する。
ところがそれでも、ユズの方は気がおさまらない。
根がお子ちゃまで、その上しつこい性格なので、やめようとしない。
お腹見せてる相手に 更に攻撃しようとするなんてどうなのさ?ユズ。
降参してるんだからもうやめなさいよっ、とついガミガミ言ってしまう。
まずは私自身が、猫の行動でストレスをためないようにしなくちゃですよね・・・。
マウンティング
多頭飼いをしていると、もうひとつ悩まされるのがマウンティング。
いきなり丸腰の相手に うしろからのしかかる。
これをやるのはいつもユズ。
猫の本能的な行動なので 介入しない方がよい、というのはわかっちゃいるが、見てるとケンカと同じくらいストレスがたまる。
エルサレム賞を受賞した時の村上春樹のスピーチ、「高くて硬い壁と、壁にぶつかって割れてしまう卵があるときには、私は常に卵の側に立つ」に 同意見の私。
次はもっとギュ~~ッとしてやるからな。
せめて回数を減らせないものかとググってみても、書いてあるのは過去に何度も読んだものばかり。
「1.去勢手術しましょう」
生後数か月で済ませてる。
「2.それぞれ別に、心地よい場所を作ってあげましょう」
家中のあらゆるところに作ってるよ。
「3.ストレスを取り除いてあげましょう」
アオイとユズのどちらのためにも、できる限りのことをしてるつもり。
一時期はフェリウェイまで置いていたし、公平を心がけ 毎日遊んでる。
でも、気づかないところで できてないことがあるのかな?
まぁ人のやることに、完璧などあり得ないのだけど。
人間同士でも、わからないことはいっぱいある。
これが猫となると、ますます想像力に限界を感じる。
猫への感情移入は、し過ぎても しなさ過ぎてもだめ。
難しい。
村上春樹は前述のスピーチで、壁は 国家や民族や宗教などで、卵は 薄くてもろい殻に覆われた かけがえのない個人の魂だ、と言っている(んだと思う)。
震えるほどムカつくニュースばかりの今、権力者たちには、自分の野心なんかより 自分以外の個人の命や魂の方が はるかに尊いのだ、ということを考えてほしいと思う。
パンチはしても、へなちょこパンチ
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