来たばかりの頃のアオイ。心を許していない顔してる。
悩み
アオイが来てから半年の間、私はずっと悩んでいた。
アオイが私たちに心を開いているのか、わからなかったからだ。
来た翌日からアオイは私の足元で寝たし、膝にも乗ってきた。
でも撫でようとすると時々、姿勢を低くしてするりとかわすことがあった。
これって嫌だという意思表示だよね、と思ってはへこんだ。
もちろん素直に撫でられて、嬉しそうにしていることもあった。
でもある時、私はひとつの法則に気づいた。
アオイの食欲が落ちて吐いたりするときに、膝に乗ったりふとんに入ってきたりすることが多いのだ。
だから、甘えん坊の時は「具合悪いのかな?」と心配になった。
今思えば、体の不調で解けきれてない警戒心が押しやられて、本来の甘えん坊な性格が出てきていたんだろう。
うちがアオイの里親になって良かったのか?
保護主さんのところにいた方が、幸せだったんじゃないだろうか?
ずっとその考えが頭から離れなかった。
ゴロゴロ
アオイはゴロゴロ言わない猫だと思っていた。
ゴロゴロ喉を鳴らしているのを、聞くことはなかったからだ。
アオイが来て半年ほど経ったころのこと。
廊下から三太の呼ぶ声がした。
行ってみると三太がアオイを撫でている。
「ドア閉めて」と三太が言った。「ユズがこっちに来ないように」ユズは何かと聞きつけて邪魔をするからだ。
「どうしたの?」と聞くと三太は言った。「アオイがゴロゴロ言ってるんだよ」
耳を澄ましてみたが、聞こえない。
「すごく小っちゃいから、もっと耳近づけてみて」と三太。
アオイの顔に、ぐっと耳を近づけた。
すると、とても小さな可愛いゴロゴロが聞こえたのだ。
あぁ!アオイがゴロゴロ言ってる!
その時ユズは・・・。
ドアの向こうで「開けろ開けろ」と騒いでいた。
あの時の感動は忘れられない。
その頃から、アオイから遠慮とか警戒がなくなっていって、いつもストーカーのように張りつきナデナデを要求するようになった。
こちらから撫でようとして、するりとかわされることもなくなった。
ハロウィン集合写真
先日のハロウィン、にゃにゃにゃ工務店さんが猫さんの集合写真を作ってくれた。
うちの3猫(おむすび、アオイ、ユズ)を見つけた時は嬉しかった。
にゃにゃにゃさん、ありがとうございます!
すっかり甘えっ子になったアオイ。三太のトレーナーに潜り込み顔を出してる。
読んで下さりありがとうございます
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