出窓のアオイ
我が家の猫は、出窓で過ごすことが多い。
飼い主が窓越しに外からちょっかいを出すと、猫の反応はそれぞれ。
まず匂いや声がしないから、私だとはわからない。
私としては、ちょっとくらいわかってほしいところだけど。
アオイは眠い時、迷惑そうに「放っておいて」という顔をしてる。
起きていて熱心に鳥なんかを眺めている時は、不思議そうにこっちを見ている。
ユズはビビリなので、一歩ひいてこっちを怪訝そうにうかがっている。
小さなアオイの陰に隠れた図体のでかいユズが、こっちを睨んでいるのはちょっと可笑しい。
夏の外出
さて私、最近の夏の外出時はだいたいこんな格好をしてる。
帽子にサングラス、感染対策のマスク。
日焼けと感染対策なわけだけど、化粧するのがめんどくさいという理由でも露出を避けております。
ちょっとした近所の外出なら、スッピンで寝ぐせがついていても気にしなくて良い。
ズボラな私にはうってつけ。
一度やったらやめられない。
だけどこんな人がいたら、やっぱり怪しい。
コロナ前であれば、避けて通られたと思う。
(夏にマスクしてる人っていなかったですよね)
避けるまではしなくても不審者のように見られただろうけれど、今は誰も気にする様子はない。
ユズのシャー
先日短い外出から帰って、ふと出窓を見るとユズが外を眺めていた。
いそいそと近づく私。
接近してくる私に気づき、胡散臭げに見るユズ。
どうした?
今日は盾(アオイ)がいないじゃないですか?
孤立無援のユズは、私を睨みつけたまま動かず。
こんな恐い顔をしているユズを見ることは滅多にないので、ちょっとからかいたくなった。
顔をガラス窓にぬっと近づけ、「ユズー」と呼んでみた。
ユズが口をカッと開いて、キバを見せた。
シャーって言ってるんだろうな。
帽子とサングラスとマスクをとれば、こんなに優しい顔してるのになぁ。
え?
ますますコワいですか?
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