気がつくと見ている
久しぶりに鳥のフン被害に遭った。
もう何年も鳥関係では平和にやってきたので、ついつい油断していた。
電線のハトにご用心
先週、会社帰りに歩いていたら、突然目の前に何かがぼとりと降ってきて、踏み出した右足に鳥のフンが落ちた。
べちゃっとした大量のフン(お食事中の方、申し訳ありません)。
もしやと見上げてみるとやっぱりハトだった。
ハトといえば平和の象徴。
このべちゃっとしたフンは、平和のイメージとはちょっとギャップがありすぎやしないか。
電線の上のハトを睨んでいても、埒はあかない。
フンが落ちた私のジーンズは、まだ下ろして間もない新品に近いもの。
このまま乾いたら、車のフロントガラスにこびりついたフン並みに、バリバリに固まってしまう?
立ち止まって、ポケットティッシュを取り出そうとカバンをかき回す。
今アスファルトはコロナウィルスが落ちる場所として危険信号が点滅しているので、絶対にものを置かないようにしている。
歩道の隅っこで、両手の荷物が膝の上のフンに当たらないようにカバンをかき回す私の姿は、道行く人にとってさぞ挙動不審な女に見えただろう。
やっとティッシュを取り出して拭き取ってみたものの、さて、このティッシュはどうすればいいのか?
仕方なく、家までの10分の道のりをティッシュ片手に帰るはめになった。
あとで調べたら、鳥のフンにはばい菌がいっぱいいるらしい。
フンのついたティッシュ、ずっと手に持ってたぞ・・。
おむすびは遠慮しない
ウンチに限らず、おむすびのトイレタイムの儀式が始まると、私はトイレ掃除態勢になる。
まず、執拗にトイレの砂をガシャガシャ始める。
まだか?と見ると、目が合ったりする。
レディのトイレをジッと見るのは申し訳ないので、見ないようにしてはいるが、タイミングが合ってしまうと気まずい。
トイレだけじゃなく、猫って視線に敏感ですぐ見返してくる。
こっちが見ていなくても、料理をしている時でも、片づけをしている時でも、気がつくと遠慮なしに見ている。
まるで監視されている囚人の気分だ。
そして食事中には、カツアゲをたくらんでいる不良ににらまれている気分。
おむすびはお行儀が悪いので、いつテーブルに乗ってくるかわからない。
テーブルの端にティッシュの箱やペットボトルなんかを並べて、飛び乗りを阻止しているけど、油断ならない。
おむすびはノラだったから、人の食べ物が美味しいことを知っている。
だから悪い子なのではない。悪いのはおむすびをノラにした人間だ。
ちょっと戦々恐々の食事時、寝ていてくれるのが一番平和なんだけどな。
おむすび編89に続きます
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