猫とビー玉

猫に振り回される幸せとドタバタ日常。自作のヘタ漫画をまじえて綴ります。

おむすび編34. 授業ボイコットの思い出と、おむすび師匠

 

小学校の3年か4年生の頃、クラスの女子全員で授業ボイコット、というものをしたことがある。

 

あの頃は先生がすごく威張っていた

 

ある日、特に仲も良くない女の子が「担任の先生が頭にくるからボイコットしない?」と言ってきた。
確かに担任は嫌いだったけど、ボイコットまでする?と思った。
女子全員がやるって言ってるの?と聞くと、まだ全員に声はかけてないけどこれから誘う、と言う。
「みんながやるなら、やるよ」と答えた気がする。

 

結局女子全員が同意した。
あの時代の1クラスは40人近くいたから、女子だけなら20人くらいか。
主導した彼女らは他の女子をすごい熱意で説得したんだろう。
で、私たちは休み時間に教室を抜け出して、近くの小さな山の公園で時間を潰した。

 

学校に戻ったらクラスの男子たちは騒然としていた。
それから女子全員と担任による個人面談が行われた。
面談の時に、私はこの際だからと、「先生に不満があります」と言った覚えがある。


昔から私は、自分より上に立つ人に、思っていることをストレートに言ってしまう悪い癖があった。
媚びるのは一生無理だが、もっと利口に計算して、立場を悪くしないように立ち回ればいいものを・・・。
今でもその性格は修正できていない。(だから上司にも好かれない)

 

よほどのことがない限り人は変わらないものだ

 

ボイコットの結果、その先生は好かれる先生になったか?と聞かれたら答えはNOだ。
多分プライドを傷つけられ、逆効果だったんじゃないかと思う。

誰かに変わってほしいと思ったら、こういうアプローチは良くないな、と今は思う。だからと言って、誠意をこめて話しても通じない人には通じない。

その人の人生に影響を与えるほどの何かがないと、なかなか人は変わらない。
最後は自分の考え方や受け止め方を変えるしかない。

 

日頃の不満を直接言ったからなのか、結局私は首謀者グループの一員とみなされてしまい、通信簿にそんなようなことを書かれた。

 

これは、なんとなく人と合わせただけで、思いがけず不利益を被った思い出だけど、良かれと思ってしたことが、自分に皮肉な結果として返ってくることもある。
例えば、バスのドアの前に立って「乗り遅れるよ、早く早く!」なんて声を張り上げていたら、いつの間にかバスが満員になって自分だけ乗れなかった、とか。(あくまで例えです)

 

最近の私の失敗

 

そんなバスの話みたいな類いのことが、最近職場であった。
話が長くなるので詳細は省くけど、最終的に「私ってアホみたいじゃん?」と思った。

 
自分さえ良ければいい、今が良ければいい、という思考は嫌いだけど、会社という組織の中では、頼られても一肌脱ぐより半脱ぎくらいがいいのかも(管理職じゃないし)。
職場の人間関係など、状況が変われば一変してしまうものだし。
 

自分の中で優先順位をちゃんとつけよう。
全てに全力を出し切ろうとすると、パワーの限界がくるだけじゃなく、最終的にへこむ。
いろんな意味で自分の能力もちゃんとわきまえておかないと。

 

猫と飼い主1

猫と飼い主2

猫と飼い主3


猫と飼い主4

うちでおむすびがゴキブリを捕まえているのを見たことはありません。

でもノラ時代には食べていたんじゃないかと思います・・・。


おむすび編35に続きます
 

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