心を亡くすと書いて忙しいと読む、なんてよく耳にしますが。
まさにその通りですよね。
繁忙期
横澤夏子さんが経理社員役で出演している[楽楽明細」のCM、あるじゃないですか。
山のような請求書の前で、「めんどくさい めんどくさい めんどくさーい!」と、般若のような形相になっている、「優しくなった横澤さん」篇。
あれを見るたび、「これは私だ」って思う。
私も忙しい時は、まさにあんな感じ。
見た目こそ 普通にパソコンの前に座っているけれど、内面は。
この仕事量おかしいだろ?
多くてしかもめんどい、最悪じゃん。
なんであの同僚は、あんなにヒマそうなわけ?
仕事の分配がおかしいんだよ、上司。
「忙しい時はSOS出せ」だって?
「お助け部隊を出動させるから」だって?
頼みにくいんだよ!
私だってねぇ、お気楽なお助け部隊に回りたいんだよ。
担当者とお助け部隊は、そもそもプレッシャーが違うんだよ!
心は荒れる
そして がっくりと疲れ切って、帰途につく。
すぐに小さなストーカーがやってきて、私について回ります。
前に回りこんで、「アタシを見て」アピール。
すると でかくて茶色いストーカーも起きて、こたつから出てきましたよ。
スリスリして 腰パンパン要求。
私はこの時点で すでに疲れ切っているので、2匹のお相手はかなりハード。
もう切り上げて 食事の支度もしたいので、ついつい こう言っっちゃう。
「まだまだよ」「もっともっとー」と猫たち。
私を行かせまいと必死。
その様子を見ていると、突然 私の心になにかがカチッと点火する。
なんなんだ?
この純真無垢で、一生懸命で、感情ストレートな生き物は?
そしてふいに、こみあげてくる笑い。
私の心を占めていた「あれやらなきゃ、これもやらなきゃ」的焦りは、霧のように消える。
「なんて可愛いんだろ」でいっぱいになる。
心ここにあらずだったナデナデも、気持ちのこもったものに変わる。
猫って、飼い主の心がわかるんですね。
おざなりだった時より、早く満足してくれるような気がします。
心は大事。
猫はいつも、お見通しです。
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