猫とビー玉

猫に振り回される幸せとドタバタ日常。自作のヘタ漫画をまじえて綴っていきます

おむすび編17. 保護して、まずは病院へ連れていく

いよいよおむすび保護の日がやってきました。

非常に緊張しております。

 緊迫の朝ゴハン

 

それまでの心配は杞憂に終わり、次の日の朝おむすびはいつも通り姿を現した。
ほっとしながらゴハンの支度をする。


猫の耳はすごい。おむすび用のお皿を玄関のたたきに置いただけで、外にいるおむすびはそのコトンという音を聞きつけて、ゴハンが出てくることを察知する。

今朝もそのコトンという音で、ドアの向こうにいるおむすびが興奮気味に鳴き出した。


いつもはおむすびに入られないように足でガードしながらドアを開けるのだが、今日は玄関で捕獲を試みるため、ドアを大きくあけておむすびを中に招き入れた。
おむすびはいつもと勝手が違うので少し戸惑い気味だったが、やっぱりなによりゴハンが第一優先、目の前のゴハンにむかって一目散、中に入ってきた。
よし、計画通りだ。


三太とふたりでゴハンを食べるおむすびをじっと見つめる。

緊張が走る。
そんな私たちの緊張などどこ吹く風のおむすびは、ガツガツとカリカリをほおばっている。
そしておむすびが食べ終わった瞬間を見計らい、三太がおむすびをかかえ上げ、私が差し出すふたの開いたキャリーケースにおむすびを投入した。

 

キャリーケースの中のネコ

おむすびは咄嗟のことで何が起きたのかもわかっていないようだった。
自分がキャリーケースの中にいることに気づくのに数秒かかり、不本意そうに抗議の声を上げ始めた。

 

病院へ

 

そのまま私たちは、近くの犬猫病院に直行した。
人気のある病院らしく待合室は人でいっぱいだ。(三太がじっくり調べて選んだ病院だ)


どの先生が良いのかもわからないので、指名無しで受付の女性に名前を告げる。
かろうじてあいている椅子に座り、おむすびの入ったキャリーケースをひざに乗せて、あとはひたすら待つだけ。


車に乗った時から、おむすびはずっと鳴きっぱなしだ。
「大丈夫よー」と必死に話しかける私の努力もむなしく、おむすびが鳴きやむ気配はない。
待合室でこんなに鳴き続けているワンちゃん、ニャンコは他にいない・・・。

おむすび、鳴きやんでくれないかな。


隣の年配の女性が話しかけてきた。「さっきより声が甘えてる感じになってきたわね」
その方も猫を連れてきていた。
野良猫なんですよ、と言うと「あら!野良にしてはきれいな猫ねえ」とおっしゃる。毎日のブラッシングの成果だろうか。
そんな風に1時間ほど待ち、やっとうちの名前が呼ばれた。


診察台の上でキャリーケースのふたを開けると、おむすびがのっそりと出てきた。
それを見た先生が「お!積極的ですね」と相好を崩した。
普段はフレンドリーなおむすびだが、さすがに緊張していて見ず知らずの先生にも警戒しているようだった。
そしてひと通りの検査とノミの駆除を終えて、私たちはまたおむすびの入ったキャリーを抱え、病院をあとにして我が家に向かった。

 

名前を「おむすび」と名付ける

 

おむすびは推定6歳のメスだった。猫の6歳は立派なオバサンである。

となると、うちにはオバサンがふたりということになるのか・・・。

 

猫の名前は私に任せる、と三太が言うので、私がこの時「おむすび」と名づけた。
単純におむすびの顔を見ていると、おにぎりのおむすびを連想するからだ。

 

猫と並んだ飼い主


それにしてもかわいい名前じゃないか?
自分のネーミングセンスに悦に入るおめでたい私であった。
(世の中には、別のおむすびちゃんというワンニャンが存在することに気づいたのは、そのずっとあとのことだった)

 

 おむすび編.18に続きます

 

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