どうぞ、の時
最近の目標
昨日の敵は今日の友。
これが逆になると、昨日の友は今日の敵。
すごく哀しい感じになってしまう。
授業で読んだ平家物語の冒頭、「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり」を思い出す。
その頃はぴんと来なかった。
今は、深くうなづける。
良いことも悪いことも全ては無常。
良いことは変わらないでと、悪いことは早く変わってくれと、都合よく思うけれど全ては変わっていく。
良い変化で思い切り喜ぶのはいいけど、悪い変化でどっぷりと思い悩むのではなく、のらりくらりと受け流していけたらいいのに。
とりあえず最近は、それを目標にしている。
全くできてませんが。
ブラッシングの目標
私はできるだけ毎日、猫のブラッシングをするようにしている。
毎日を目標にすれば、サボっても3日に1回はできる。
これを3日に1回の目標ににしたら、たぶん1週間に1回になってしまう。
猫の方の都合もある。
おむすびはブラッシングが好きな方だが、やはりブラッシングの気分じゃない日はあって、ひと掻きしただけで嫌な顔をすることがある。
そんな時は即刻中止にする。
ブラッシング気分の時は、ゴロンと横になって「どうぞ」という感じになる。
ここそとばかりにファーミネーターでかきかき。
換毛期にはごっそり抜けて、両手いっぱいの収穫だ。
ブラッシングの後にはあちこちに毛がフワフワしている。
カーペットにも薄く積もる。
ここでコロコロの登場。
コロコロは素晴らしい。
コロコロの特許有効期限、通常の20年じゃなくて30年くらいあげてもよかったんじゃないか?特許庁。
最初コロコロを見た時のおむすびの反応は、警戒そのものだった。
ゴロゴロと音を立てて、行きつ戻りつしながら近づく白いローラー。
凝視しながら、足を引っ込める。
粘着力がなくなったのでビリビリとテープを破って、おむすびの前に置いてみた。
おむすびはこわごわと前足を伸ばして、ちょいちょい。
嫌だよね。
思った通りの反応だった。
数日後、トラウマになってないかと心配しながらも、またコロコロを持っていく。
おむすびはいぶかし気に見てはいるが、逃げはしない。
今度は粘着力が弱い状態で置いてみたら、さほどベタベタしてなくて少し安心した様子。
そして最後の仕上げにコロコロで取り切れなかった毛を回収。
嫌がらなかった。
昨日敵だったコロコロは、めでたく友に昇格したのだった。
コロコロの発明者、ほんとにすごいな。
おむすび編130に続きます
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