猫とビー玉

猫に振り回される幸せとドタバタ日常。自作のヘタ漫画をまじえて綴ります。

猫は乗らないでほしい場所に飛び乗る おむすび編56

 

おむすびは家中のあらゆる場所に興味津々、気になるところは徹底的にチェックしないと気がすまない。
でも、頼むからここには乗らないでくれ、って思う場所はいくつかある。

 

キャットタワー
是非乗っていただきたいのは、苦労して組み立てたキャットタワー

洗面台の上部

 

最初に乗られて焦ったのは、洗面台の一番上、鏡や戸棚の上の部分だ。
洗面台の隣に置いてある洗濯機に乗っているな、と思いながら顔を洗っていたら、突然視界からおむすびが消えた。
脱衣所から出たか?お湯を出す音で床に下りる音が聞こえなかったんだな、と暢気に顔など拭いていたら、洗面台の鏡の上を颯爽と歩くおむすびが目に入った。

洗面台を歩く猫


洗面台の上の部分はちょっと傾斜していて足を滑らせやすい。
もし落っこちたら、その下には突き出た蛇口やら排水口やら、ごちゃごちゃ置いた歯ブラシ立てなどがある。
めちゃくちゃ危ないじゃないか。

私は急いで脚立をさがした。
焦るあまり、頭が混乱して脚立の置き場所がわからなくなった。

洗面台を歩く猫

洗面台を歩く猫

うろたえているうちに、おむすびはUターンして(10センチほどの幅でよくUターンできたものだ)洗濯機の上にすとんと下りた。

 

階段の手すり

 

次に焦ったのは、階段だ。
うちの階段は踊り場で折り返すようになっていて、階段と階段の間の手すりのてっぺんにおむすびが座っているのを見たときは、ギョッとして立ちすくんだ。

立ちすくむ女


下りる場所を間違えたら、そこは3メートル下の階段。
これが階段でなくて平地であっても、そんな高いところから下りてほしくはない。

 

もうこれは2階の床に下りてもらう、その一択しかない。
猫なで声でおいでおいでと呼んでみたが、おむすびはしらっとして動く気配なし。

猫を呼ぶ女


そこらへんにあったレジ袋をガザガザ言わせて気を引き、こっち側に下りるように誘導してみたが、レジ袋にもおむすびは気がのらない様子。
いつもだったらノリノリで突っ込んでくるのに。
眠いのか、それとも構わないでモードなのか?

そこで、出入り禁止にしていた2階の納戸のドアを開けた。
ごちゃごちゃとものを置いてある納戸は危ないと思っていたが、あそこから下の階段に下りることに比べれば、納戸なんか屁でもないぞ。
いつもは入れない納戸のドアを開ける音に、おむすびは食指が動いたようで、やっと2階の床に降りてくれた。

そのあと、いつもは開かずの扉にしている納戸を、おむすびが思う存分堪能したのは言うまでもない。

 

洗面台
その後、箱を置いて登れなくしました

手すり
2階の手すりにも乗れないようにしました。見てくれ悪いですが

 

 おむすび編57に続きます

 

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