以前うちには２つソファがあり、小さい方のソファにカバーを掛けていました。
そのソファはその後処分したので、掛けていたカバーもお役御免となりましたが。
思いがけない遊び場
ソファカバーは 爪とぎ被害防止のために掛けたものだったが、猫たちにとっては楽しいアイテムだったようだ。
ソファの近くで遊んでいるうちにオモチャを下に押し込んでしまい、前足を突っ込んでさがしていたら、たくし込んでいたカバーが出てきた。
引っ張っても引っ張っても、ズリズリと出てくる様子が面白かったらしい。
それからは、オモチャがなくてもソファの下を夢中でホリホリ。
私は気づくとたくし込む。
すると猫は引っ張り出す。
いたちごっこ。
カバーを全部引っ張り出したら、次は潜ってみる。
猫たちだけの ワクワクスペースの出来上がり。
カバーは粗い生地だったので、爪とぎできる実用的な機能も兼ね備えていた。
爪でバリバリやられるうちに いつしか糸が出てきて、みるみるうちにボロボロになっていった。
そして、秘密の通り道としても活用。
遠回りなのになぜか、わざわざここを通ったりした。
やけにもっこりしてるなと思っていると、じっと潜んでいることもあった。
するとだいたいもう片方もやってきて、反対側から潜り込んで 戦いの火ぶたが切られるのだった。
のほほんとしていると、突然飛び出してくるので要注意。
ソファカバーは、猫にしてみれば すごくワクワクするスペースだったんでしょうね。
ワクワクすること
仔猫の頃はワクワクすることだらけで、なんでも面白がって興奮しますよね。
大人になると新鮮さは失われていくようで、良い意味でも悪い意味でも 落ち着いてきます。
人間も同じ。
この年代になって、まだワクワクできるのは旅行くらいかも。
その旅行も、今はほとんどできてない。
感性が鈍ってきた今だからこそ、ワクワクしたいですね。
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