いつもバタバタしている私だけど、家の中では極力走らないようにしている。
テーブルに足を強打するならまだしも、猫を蹴とばしたら大変だ。
急いでいると、いや急いでなくても、なぜか前に回り込んでくる猫。
走って私を追い越して、私の足の前で「蹴とばして」と言わんばかり。
私の視界にそんなに入りたい?
のっそりとトイレに入っていく後ろ姿
用を足すときは真剣そのもの
おむすびと一緒にダッシュ
常日ごろ、走らないように心がけてはいても、思わず走ってしまうことはある。
夕食時、頂き物のタラコを電子レンジに入れてスイッチオンして待つ。
これが温まったら、あとは食べるだけだ。
ソファでくつろぐおむすびの隣に座って、余裕しゃくしゃくでソファにふんぞり返っていたら、キッチンでタラコが爆発した。
その爆音に飛び起きて、ソファから飛び出すおむすび。
慌てふためき、レンジを止めにダッシュする私。
同時に飛び出した瞬間、それどころじゃないんだけどちょっと笑えた。
私の無意味なダッシュ
洗面所で歯をみがいていたら、リビングから「ぎゃあーっ」と声が聞こえた。
おむすびの声?
なにがあった?
さっきおむすびは猫ベッドで寝ていたはずだ。
何かがおむすびの上に落ちた?
何かに足をはさんだ?
なんだなんだと、口の周りに歯磨き粉をつけたままリビングに駆けつけた。
おむすびはのんびりと猫ベッドで寝ていたようで、ドタドタと走ってきた私の殺気にぎょっとしている模様。
変な沈黙が部屋に漂う。
そこへまたあの声が。
テレビに映る赤ちゃんの声だった。
赤ちゃんの泣き声は紛らわしい・・・。
おむすびのダッシュ
猫はよく、なにかに駆り立てられて猛然と部屋を走りまわることがある。
おむすびと暮らし始めたころは訳がわからず、「どうした?どうした?」と言いながらおろおろしたものだが、その十中八九はウンチハイだ。
用が済んだあとにウンチハイというのをよく聞くけど、おむすびはトイレに入る前から走り始める。
そして、いつもとはちょっと違う変な鳴き声をあげる。
私は寝転がって、テレビを見ながら「ウンチの時間か」と思う。
思う存分走り回ってくれ。
誰も邪魔はしない。
でも、おむすびはどんくさい。
時々私の横をかすめていくのはちょっと怖い。
私にぶつかるのは勘弁してよね。
おむすび編85に続きます
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