ふとんには潜れるようになったけど、さすがに薄手のものは難しそう
猫さがし
さっきまで部屋にいたアオイが、見当たらない。
「アオイー、アオイー」と呼んでみるけど、返事はなし。
「どこにいるのー?返事してー」
しーんとしてる。
どこへ行ったんだ?
まさかまた、ろくでもないことをたくらんでるんじゃないでしょうね。
リビングで見つけたソファの上のふくらみ。
ちょうどアオイの大きさくらい。
あの下でちんまり寝ているのかと思うと、思わず顔がゆるむ。
めくるとだいたい迷惑そうな顔をされるんだけど、この上にうっかり座ったりしたら大変だから、一応確認しなくちゃ。
そーっとめくってみたけど、なにもなかった。
空気だけ。
ふと視線を感じてそちらを見ると、アオイがキャットウォークから見下ろしていた。
自分が呼ばれていたことは、わかってたはず。
自分をさがし回る飼い主を見てるのって、人(猫)が悪いよね。
油断
すっかり日が落ちるのが早くなった今日このごろ。
部屋の温度も冷えてきた。
カーテンの手前には、ゆうべリビングに敷いたふとんがそのまま。
今日もここで寝るから上げてない。
普段ふとんの上を歩くときは注意してるけど、膨らんでないから大丈夫でしょ。
などと思いながらも、ちょっと遠慮がちにふとんに足をかける。
ドキッ!
ごめんね。
おかしいなぁ。
あんまり膨らんでないように見えたんだけど。
このあと、たくさん撫でました。
冬用のふとんは、油断できません。
瀬戸内寂聴さん
瀬戸内寂聴さんが亡くなった。
法話のCDを聞いて、きれいごとを言わない信用できる人だと思うようになった。
父の介護で辛かった時、寂聴さんのHPにメールした。
スタッフの方が返事をくださって、アドバイスをくれた。
最後に残るのは愛だ、と寂聴さんは言っていた。
私もいつかこの世を去る時、直前に思い浮かぶのは愛する人や猫たちの顔のような気がしている。
心からご冥福をお祈りします。
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