まだ警戒心を解かなかった頃のアオイ
すぐに我が家を「自分の家」認定したユズ
お見合い
アオイは、ゴミ置き場でゴミを漁っているところを保護された。
単独行動だったので、母猫とははぐれてしまったのか、兄弟がいたのかどうかもわからない。
保護主さんの話から推定すると、その時は月齢2ヶ月くらいか?
どんなに心細かっただろうと思う。
保護主さんのお宅へ アオイとのお見合いにいった日、部屋をちょこまかと走り回っていた小さな猫がアオイだった。
アオイは初対面にもかかわらず、物怖じすることなく私たちに近づいてきた。
オモチャを振ると食いついてきて、ためらうことなく三太と私の間に座った。
トライアル
アオイとユズは 同時にうちにやってきた。
保護主さん同士が知り合いで、待ち合わせて一緒に来てくれたのだ。
お見合いの時のユズは怯えて私たちから逃げようとしていたし、うちに来てからずっと唸っていた。
だけどすぐに私たちに慣れて、3日めには甘えるようになった。
そんなユズとは対照的に、お見合いの時友好的に思えたアオイは なかなか心を許してくれなかった。
撫でると身体を低くしてするりとかわしてしまう。
触られるのがいやなんだな、と思うとさみしかった。
だけど膝に乗るのは大好きだった。
そんな時は、撫でても気持ちよさそうにしていた。
その後
特に問題はなかったので アオイもユズも正式譲渡となったけど、アオイは相変わらずどこか頑なに心を閉ざしている時があった。
ユズが甘えている時は、こっちをじっと見ていて その視線がとても痛い。
でも意地でも寄ってこなかった。
私は悩み続けた。
でも、ひざに乗ってくれるし、足元で寝てくれる。
嫌われてはいないんだから、気長に待とう。
そして半年ほどして、やっとアオイは私たちに心を開いた。
この子は本当はこんなに甘えん坊だったんだね、と驚くくらい。
あの頃のアウェイ感は はるか彼方。
遠慮のえの字もない。
心のドアを全開にするまでの時間、ユズは3日。
アオイは半年。
心のドアの重さって、猫によって全然違うんですね。
割り込んだあとは だいたい揉めます
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