膝の上でスヤスヤ
最近、よくも悪くも刺激的な夢を見なくなった。
車を運転する夢
たとえば時々、車を運転して ブレーキが効かなくなる夢を見るのだけど、若いころは出してるスピードがすごかった。
急な下り坂。
窓の景色は 飛ぶように走り去っている。
ハンドルを握りしめ、ブレーキペダルを必死に踏む私。
助手席と後部座席から 友達が「ブレーキ踏んでんの!?」「ぶつかるっ!!!」とわめく。
障害物をかろうじてかわしながら「なんでブレーキ効かないの?」と叫び、めまぐるしく思考が回転して、目が覚める。
そして 今よく見る夢の場面は、平坦な道での赤信号。
ブレーキを踏むと減速はするけど、止まり切れず のろのろと進み続ける。
前には車が停まってる。
ぶつかる!ぶつかるぅっ!
踏んでも踏んでも沈み続ける重いペダル。どこまで踏めばいいの?!
全体重をかけて踏みこみ、ぶつかる寸前でやっと止まる。
冷や汗が止まらない。
坂道の猛スピードはカンベンだけど、この変化は自分がパワーダウンしているのを表しているようで、ちょっとさみしいものがある。
猫の寝言
私の膝の上で眠るアオイ。
たまに ピクピクすることがある。
長く続くと、ちょっと心配になる。
こういう時、触っていいものなのか?
だって、寝言を言ってる人には話しかけちゃいけない、っていうじゃないですか。
寝言と言えば、猫も寝ている時に うにゃうにゃ言うことがある。
どんな夢を見てるんだろう?
ぎょっとした寝言
子供のころ、寝ていた姉が「破って!」と、やけにきっぱり言い放ったことがあった。
あまりにもはっきりした口調だったので、私は姉が起きたのだと思った。
「破るって、なにを?」と聞き返すと、姉はまたはっきりと「○○子(友達)の手紙」と答えた。
ギョッとして姉の方を見たら、姉は眠っていた。
なんだ、寝言だったのかとホッとしたけど、答えが答えだけにちょっと怖かった。
起きた姉に「○○子さんの手紙を破って、って寝言を言ってたよ」と話したら、「まったく心当たりがない」とケロッとしていた。
まぁ、夢ってそんなものですけど。
「寝言に反応してはいけない」という言い伝えって、なんだか怖い霊的な理由を想像してしまいますが、単に寝ている人の睡眠の質を下げてしまうから、ということのようです。
ピクピク
読んで下さりありがとうございます
人気ブログランキングはコチラ
お手数おかけします