猫とビー玉

猫に振り回される幸せとドタバタ日常。自作のヘタ漫画をまじえて綴ります。

猫草との相性

2匹の仔猫
仔猫時代


アオイとユズがまだ仔猫の時に、一度だけ猫草を購入したことがあった。

 

味はまずまず?

 

猫は肉食というイメージ、ほんとに草を食べるのか?

半信半疑ながら、猫草をホームセンターで買ってみた。

 

鉢をリビングに置くと、なんだなんだ?と猫たちが早速寄ってきた。

猫草に興味を持つ猫


フンフンとにおいを嗅いで品定め。
アオイがおそるおそる草をかじってみた。

悪くないと思ったらしく、何本か続けて食べた。

気に入った猫


ユズもそれを見て、鉢に前足を突っ込んで草をなぎ倒しながら食べた。

 

鉢を踏み荒らす猫


すごく好きというわけでもないけど、あれば食べる、という感じだった。
すんなり食べてくれたので、猫草ライフの出だしとしては順調と思われた。

 

ところがそれからしばらくして、アオイが調子を崩した。

しょんぼりする猫


トイレから元気なく出てきたのを見て、すぐにトイレチェックするとひどい下痢をしていた。

食欲も無くなった。
朝から一口も食べてくれない。

食欲のない猫


これはまずい。
病院へ連れていかなくては。

猫をキャリーに入れる人


アオイをとっつかまえて、キャリーバッグの縁で踏ん張るアオイの足をバッグに押し込んで、病院へ連れていった。

診断の結果、「胃腸が動いてないですね」と言われた。

 

毛球症

 

アオイは当時、毎月のように病院を往復していた。
エコーでおなかを診てもらうと、いつも胃腸が動きを止めていて、「おそらく毛球症でしょう」と診断されるのだった。

「おそらく」というのは、エコーで胃に溜まった毛が確認できたわけではなく(毛はエコーに映りにくいそうです)、消去法で最後に残った可能性が毛球症、ということだ。

 

アオイは、口にすると具合が悪くなるものがいくつもあった。

それがアオイに合わないものだと確信が持てなくても、少しでも怪しいと思えば与えるのをすぐにやめた。
迷いながら食べさせ続けて、悪化させてしまったら大変だからだ。

 

断定はできないけれど、もしかしたら消化器系の弱いアオイに猫草は刺激が強かったのか?

実は、猫草を食べればアオイが胃にため込んだ毛を吐き出してくれるんじゃないかと期待していたのだけれど、かえって苦しめることになってしまったのかも。

猫草を撤去する人

 

すごく気に入ったわけでもなさそうだし、ユズは猫草を踏み荒らすしね。
(その後ユズは、豆苗という草と運命の出会いをすることになります)

 

猫草に興味津々

猫草を食べる猫

猫草を見つめる猫
草をなぎ倒した犯人

 


ところでラキサトーンという毛球症対策の栄養補助食品を病院で勧められて、アオイに与えたことがあった。

これも与えたあとにアオイの具合が悪くなり、99%くらい残っていたけど捨てた。

 

試行錯誤の結果、うちの毛球症対策は「毎日のこまめなブラッシングで、飲み込む毛を少しでも減らす」だ。

原始的だけど、これに落ち着きました。

 

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