こういうのを見ると、忍び寄りたくなる
もう退職してしまったけど、会社の同僚で猫を飼っている人がいた。
その人は「うちの猫、膝には乗らないけどだっこは好きなの」と言っていた。
「どのくらいだっこしてるんですか?」と聞くと「10分くらいすると気が済むみたいで、降ろせって言うわ」。
いいな~いいな~。
私もあのふわふわして、あったかくて毛むくじゃらなやつを抱っこしたい。
うちの猫の場合
うちの猫は、だっこが嫌いだ。
アオイが甘えたそうな顔して、こっちを見てる(ような気がする)。
なんですか?と聞くと、サイレントニャー。
声は聞こえないけど、口がニャーと言っている。
やっぱり甘えたいんだなと勝手に解釈して、アオイをひっつかまえてだっこしてみる。
すると、腕の中でオタオタし始める。
落ち着かず、やたら降りたがる。
地に足がついていないから怖い?
自分をを落とすんじゃないかと、私を信用してないの?
そしてユズもだっこが苦手だ。
三太がユズをよいしょと抱き上げる。
それにしても6㎏近い猫を抱き上げるのを見ると、背中のあたりがザワザワする。
考えただけでも、腱鞘炎が再発して手首が痛くなりそう。
三太は、満面の笑みでユズに頬ずり。
幸せそうでなにより。
一方ユズは、あんまり幸せそうじゃない。
恐ろしいくらいの真顔で、三太からぐぐっと頭をそらす。
更に首を傾けて、頬をすりすりする三太。
負けじとそらすユズ。
ユズ、三太のこと大好きなのにね。
だっこはダメなんだよね。
仕方なく三太はユズを下ろすが、懲りることなく時々だっこを試みている。
いつかは慣れて、頬ずりを返してくれるんじゃないかと期待しているのか?
だっこはできないけれど
代々だっこが嫌いなうちの猫たち。
できることなら、ぎゅっと抱きしめてみたい。
ふつふつと湧き上がる気持ちを抑えきれなくなると、私はテーブルの下でリラックスしているアオイに忍び寄る。
撫でながら覆いかぶさるようにして、アオイの背面に頬をよせる。
アオイはゴロゴロ言う時もあれば言わない時もあるけど、とにかくこれは嫌じゃないらしい。
ユズと一緒に寝ている時もチャンスだ。
ぎゅっとはできないけど、猫の暖かな体とモフモフを感じることができる。
あ、そうそう。
この時、猫の後頭部にチューするのも忘れません。
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