猫とビー玉

猫に振り回される幸せとドタバタ日常。自作のヘタ漫画をまじえて綴ります。

猫の選り好み

ごはん時


育ち盛りだった頃。ゴハンを待ってる。

 

置かれた餌


この頃、アオイは食欲不振、嘔吐、下痢を繰り返していた。(これは快調な日)

 

食べる猫たち



IBD

 

猫の病気で「IBD;Inflammatory Bowel Disease(炎症性腸疾患)」というのがある。

主な症状は、慢性的な嘔吐や下痢、そして食欲不振。

 

この病気の原因ははっきりしていないが、遺伝的な素因、食物に対するアレルギー、体質(腸内環境等)や性質によるもの、免疫システムの異常などが考えられている。

 

アオイが入退院を繰り返していたころ、私たちはこのIBDを疑った。

この病気を確定診断するには、内視鏡での消化管粘膜の病理組織検査が必要になる。

病院に連れていくだけでも大きなストレスになる神経質なアオイにとって、その小さな体に全身麻酔をかけることは避けたかった。


だったら食事から変えて、様子を見ていこうということになった。


そこで試してみたのが、低分子プロテイン。

食物アレルギーによる消化器疾患の猫のために調製された療法食だ。

 

あたらしいゴハン


いつものカリカリに、低分子プロテインを数粒混ぜて出してみた。

 

気づいた猫


気づいた。

 

食べるのをやめた猫


もう、いつものカリカリさえ食べようとしない。


もう一度、次の食事でも出してみた。

おなかがすいているからか、しぶしぶ食べ始めた。


新しいカリカリを口に入れてくれたので喜んだのもつかの間、すぐに吐き出してしまった。

 

いやなものだけ吐き出す


うむむぅ、吐き出す技を身につけたな・・。


結局、このフードは食べてくれなかった。

このあと、獣医さんの提案で別の療養食も試してみたけど、一切食べなかった。

 

そんなこんなで、アオイのIBD疑惑は消えていないので、食べて具合の悪くなったものは一切排除することにしている。

猫草もそのひとつ。

 

こちらはほんとの選り好み

 


ユズはアオイとは対照的に、育ち盛りの頃は飼い主が困るくらいの食いしん坊だった。

ただ、おなかがゆるいという悩みがあって、強力ワカモトを与えていた時期があった。

 

ワカモトは1錠を砕いて半分くらいをカリカリに紛らせるのだが、三太が横着して1錠まるごとお皿に放り込んだことがあった。

 

まるごと一粒入れる


「どうせ残すでしょ」
と三太は言ったが、食べ終わったお皿は空っぽだった。

ワカモトはまんざらでもない、というかむしろ好きらしかった。

 

それからユズも大人になって、気に入らないゴハンを残すようになった。

 

好き嫌い


ワガママです。

 

ごはんの催促


多少の好き嫌いがあってもモリモリ食べてくれること、飼い主にとってはなによりの幸せですね。

 

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