1日 人間以外の動物になれるなら、何になりたいか?
そりゃもちろん、猫です。
猫の1日
猫は朝目が覚めると、まず下僕をたたき起こしまして、
早々に朝食の準備をさせます。
それをガツガツと平らげ、
たらふく食べて満足したら、
昼寝します。
そして目が覚めたら、手近なものでいたずらを いっちょやらかします。
睨まれた時はビビりますが、
すぐに忘れます。
下僕が忙しかろうがヒマだろうが、そんなことはいっさい気にすることなく、
要求すれば、聞き入れてもらえます。
たまにマタタビをたしなみ、
酔いしれます。
酔いから覚めたら、気を取り直して 部下(下僕)をちょっとばかり教育します。
もし人間の上司が 部下に説教なんかしたら最後、自分の知らないところで非難や罵倒の的となりますが、猫なら悪口を言われることは決してありません。
仕事が終われば、お楽しみの夕食です。
大好物を要求します。
夜には、誰になんと言われようと 自分が寝たいところで寝ます。
下僕が眠れなくても、そんなもん知ったこっちゃありません。
なにをしても許されるし、愛されるのですから。
優雅な生活でしょ?
「君ィ、缶詰をもっと出しなさいよ」
幸せな猫ばかりじゃない
だけど、猫ならどんな猫でもいいってわけじゃないのです。
猫を家族と考えている愛情深い家庭で暮らす、ということが必須条件です。
人間と同じ命ですから、オモチャやモノのように扱われたら困ります。
飼ってみたけど、
大人になったら全然可愛くなくなった
想像していたより手がかかって こんなはずじゃなかった
時間や労力 いろんなものが猫に奪われて、大切なことが犠牲になっている
そんな風に思う人はお断りです。
そんな人に飼われたら、猫は不幸です。
うちのおむすびは、捨て猫でした。
最初の頃つけていた首輪はいつの間にかはずれ、外での生活は数年に及びました。
野良猫は自由で気まま、なんて言葉を耳にすることがあります。
飢えと隣り合わせで、冬は寒く夏は暑い野外での暮らし、いつ天敵に襲われるかしれない安眠できない寝床、そんな環境が幸せだとは私には思えません。
おむすびを捨てたことにどんな理由があるにせよ、他にやりようがなかったの?と、今でも思うのです。
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