猫とビー玉

猫に振り回される幸せとドタバタ日常。自作のヘタ漫画をまじえて綴ります。

「こっちを見て」願望

 

ふとんで寝る猫


目立ちたい願望

 

若い時は、人から見られてもそんなに気にしなかった。
というか、それが嫌な視線でなければ気分がいいことさえあったように思う。

 いっちょ前に自己顕示欲的なものがあったのかもしれない。

 

でも今は、誰の目にもとまりたくないと思っている。

化粧せずにマスクと帽子で買い物に出かけた時なんかは、特にそう。
帽子はともかく、マスクはなんとしてでも死守したい。

 

たとえ化粧をばっちりしていても、電車の中でじっと見られると「なんなのよ?」って気分になる。

なんでだろ?

まぁきっと、自分の外見に(更に)自信がなくなってきたってことなんだろう。

哀しいことに。

 

こっちを見て

 

猫の「見られたい」という気持ちは、人間のそれと同じことなのか?

あたしを見て!可愛いでしょ。
ボクのことずっと見ててくれないとヤダ!

 

先代おむすびもアオイも、「私を見て」感が全開の女子だ。

放置しておくと視界に入ってくるし、鳴いて自分の方を向かせようとする。
ずーっと見られていても全然イヤそうじゃない。

 

ユズは男子だからそんなことないのかなと最初は思ったが、なかなかどうして。

 

背中を向けられるのは気に入らない

 

今日は私がリビングで寝る日だ。

 

ふとんを敷く人


アオイはいつものテーブルの下。

テーブルと猫


気が向けば、私のふとんにやってくる。

 

ユズは人と寝るのが当たり前なので、私が寝るのを待っている。

待つ猫


こっちの寝る準備が整うとそれとわかるらしくて、私よりひと足先にふとんにのぼる。

ふとんにのぼる猫


まずは私の腕にあごを乗せる。

猫に腕枕


しばらくして腕枕からあごをおろして本格的に丸くなって寝ることが多いけど、ずっとのせたままでいることもある。

するとこっちの腕がつらくなってくる。

 

私は半分寝ぼけた状態で腕をユズからそっとはずす。

寝ぼけた人


ついでに寝返りも打たせてもらおう。

寝返りを打つ人

起き上がる猫

まわりこむ猫

反対側で寝たい猫


わざわざ頭上をまわりこんで、私の顔が向いた側にやってきてここに寝かせろと鳴く。

背中向けられるのがおもしろくないのかな?

ずっとこっちを向いててよ、ってことなのか?
それとも背中で押しつぶされそうになる恐怖心か?


・・・たぶん両方。

 

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