物陰からユズ
掃除のチャンス
平日の朝7時半、猫のゴハンも終わり、三太が仕事をするために2階に上がっていった。
その後ろには、追っかけの猫たち。
三太の仕事部屋は、居心地がいいらしい。
三太、モテモテ。
90%迷惑そうな顔をしているけど、10%は嬉しそうに見えます。
この時間は私にとって、掃除のチャンス。
猫がリビングにいると、ルンバのスイッチを入れるのも気が引ける。
すごく迷惑そうな顔をされるので。
鬼の居ぬ間に洗濯、じゃなくて掃除しちゃおっと。
早く終わらせたいので、まずはスイッチを入れる。
あたふたとものをどかすのは、あとまわし。
男たるもの・・・
2階のキャットタワーでくつろいでいたユズ。
ルンバの騒がしい音がし始めると、落ち着いていられないらしいです。
そう、いつものやつですよ。
無害なやつでしょ?
なのに、なにをそう躍起になることがあるのかね?
せっかく落ち着いたのに、キャットタワーから飛び降りる。
あいつが悪いことをしないように、ボクが見てないと!
この時、まだテーブルやクッションを移動させていた私。
ふと見ると、2階に上がったはずのユズが廊下にいる。
わざわざ戻ってきてなんですか?
ユズの視線の先には、ルンバ。
新しいルンバにして、音もだいぶ静かになったんだけどなぁ。
あんな怖い顔して、またルンバに猫パンチを食らわす気なんだろうか?
まだ買ったばっかりだから、やめてほしいんだよね。
またルンバに喧嘩をふっかけられたら困るのでしばらく見ていたら、ユズはとにかく睨んでいるだけ。
ひたすら、じぃーっと。
ねっとりじっとり。
もう挑む気はないのか?
あのパンチの時の手の痛みが蘇ったとか?
とにかくひたすら睨みつけるのみ。
監視、ですかね?
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