猫とビー玉

猫に振り回される幸せとドタバタ日常。自作のヘタ漫画をまじえて綴っていきます

やかん真っ黒こげ事件とペット自慢 おむすび編55

 

たまの法事は、滅多に顔を合わせない兄弟や親戚と久しぶりに会う機会になる。
私には姉が一人いて、両親が亡くなってしまった今、姉だけが唯一の近しい肉親だ。

 

寝る猫
ノラの頃、うちの玄関で一緒に過ごしていた時、犬に吠えられても全く動じなかったおむすび

うっかり者の姉

 

長女の姉は、よく父親から大目玉を食らっていた。
それを見てきた次女の私も実は相当な粗忽者なのだが、姉を反面教師にして父のげんこつを何度も回避してきた。
姉に言わせると、そんな私はずるいんだそうである。
要領が良すぎるんだそうである。

でも、私の言い分としては「あなたの性格がそうさせてきたんでしょ?」と声を大にして言いたい。
私は姉より格段に頻繁に海外旅行をしてきたが、財布をすられたこともないし(姉は国内ですられた)、終電を逃して駅長室で夜を明かしたこともない(姉は言わずもがな)。

私たちの父は昭和の頑固&カミナリ親父だった。
絵に描いたような亭主関白で、一家の頂点に君臨していた。
その父を姉はよく怒らせていた。

 

やかん真っ黒焦げ事件

 

よく覚えているのが、やかん真っ黒焦げ事件だ。
冬のある夜、姉はやかんを火にかけたまま、コタツで眠り込んでしまった。
夜中に起きてきた父が、台所のガス台の上で、水が全て蒸発し真っ黒に焦げて今にも火を噴きそうなやかんを発見した。

あわや火事になるところだった。
そして父は烈火のごとく怒って、姉が寝ていたコタツを庭に投げ捨てたのだ。

父に怒鳴りつけられて半べそをかく姉と、その騒ぎで起きた母と私は、凍てつく真っ暗な庭に散乱したコタツ一式とコタツに乗っていた雑誌やら新聞やらを回収した。
コタツはその冬いっぱい、父から使用厳禁を言い渡された。

父が起きてこなければ、家は火事になっていただろうから、父の怒りはごもっともである。
でもコタツごと庭に投げるかよ?と当時の私は思った。もちろん口が裂けても言わなかったが。
そして大人になって、今よくよく考えてみると、一家全員焼死ということもあり得たわけだから、コタツくらい投げるよな、と思うのであった。

躾けられない猫より躾けられる犬の方が自慢しやすい?

 

そんな姉も今では、年相応にしっかり者になっている(はずだ)。
親戚の法事で姉に久しぶりに会うと、話すのはペットの話だ。

姉はジローというマメシバを飼っている。
感心するのは「ジロー、ハウス!」と言うと、自らハウスに入っていくと言う。
犬ってすごいな!猫と全然違うじゃないか。

姉と妹

 

私のおむすびへの溺愛ぶりは姉のそれに負けない自信がある。
張り合っておむすびの自慢をしようと試みるのだが、そういうときに限って、常々やめてくれと思っていることばかりが思い浮かぶ。

私と猫

私と猫

私と猫


そして、考えあぐねているうちに、会話はまったく違う話に変わっているのであった。

とほほ。

 

 おむすび編56に続きます

 

 

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