猫とビー玉

猫に振り回される幸せとドタバタ日常。自作のヘタ漫画をまじえて綴ります。

第六感はないけれど おむすび編40

 今週のお題「ねこ」
ということで、今日も愛猫おむすびのお話をします。

 

第六感

 

私の友人になんだか鋭い感覚を持った人がいる。

 以前ダンナさまが結婚指輪をなくして月日が経った頃、その指輪が見つかる夢を見て、その翌日指輪が出てきたという話を聞いたことがある。
商店街のくじ引きでハワイ旅行を当てたりもして、とにかくなにかを持っている人だ。

その友人と正月休みに会う約束をしていたのだが、その日の午前中にダンナさまが財布や保険証やらを入れていた鞄を無くしたらしく、その日の約束はキャンセルとなった。
友人はメールで謝りながら「鞄は出てくるような気がする」と書いていた。
私は、彼女がそう言うのなら出てくるんだろう、と思った。

正月休みも終わり、1月も終わろうという頃「現金は盗られたけど鞄は見つかったよ」とメールがあった。
やっぱり見つかったか、と思った。

その翌月つまり今月、その友人から「ご飯食べに行こう」とメールがあった。
時間と待ち合わせ場所まで決めたが、翌日またメールが入った。「コロナとかちょっと不安だけどどうする?」
おかしいな、と思った。昨日のメールで、コロナは特に気にしないでいいよね、と決着していたのに。

友人のメールによると、ダンナさまに、こんな物騒な時期に誘って迷惑かけてるんじゃないか?と怒られたらしい。
そしてメールの最後に、何げなくこう書かれていた。
実はお誘いのメールをした昨日、えびねさんの夢を見たのよ。夢でえびねさんが体調が悪いからと早退する夢だったの」

ははーん、と思った。
おとといの夜はくしゃみとハナ水が出るので風邪かな?と思い、葛根湯を飲んで寝たのを思い出したのだ。
これは人混みに出るのはやめとけ、というお告げかもしれない、と素直に思った。


ストーカーおむすび

 

第六感みたいなものが、私にはない。
友人が夢に出てきて、翌日その友人からメールがきた、なんてことはあったが、ただの偶然だったのかもしれないし。
でも経験則に基づく勘みたいなものは人並にある。

うちの猫おむすびのストーカーぶりはすごい。
とにかくあきらめない。
構ってもらえるまで1時間だってつきまとう。
サラ・コナーを追いかけまわす初代ターミネーターを彷彿とさせる。(ターミネーターは第一作が一番面白かった)

 

飼い主を追いかける猫

飼い主の背中をガリガリする猫


ある日の休日、いつもつきまとうおむすびが、2階でひっそりと過ごしていたことがあった。
もちろん仕事ははかどったが、だんだん心配になってきた。
胸騒ぎというほどでもないが、なんだか嫌な感じがした。

 

静かな家


2階に様子を見にいこうかと思った矢先、トイレのドアが少し開いているのに気づいた。
朝、きっちり閉め忘れた?
ドアを閉める前にのぞいてみると・・・。

 

トイレ


そこには散乱したトイレットペーパーが横たわっていた。
こんな仕業をするのは、もちろんおむすび以外に誰もいない。


なるほどね、
朝から静かだったわけだ。

 

 おむすび編41に続きます

  

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