ロンドンのソーリーおじさん
ロンドンで、中華レストランに入った時のこと。
記憶は定かじゃないが、その時はチャーハン的なものを頼んだような気がする。
少し食べて、髪の毛が入っていることに気づいた。
ウェイターのおじさん(たぶん中国人)にそれを告げると、おじさんは即座に笑顔を作ってみせた。
その笑顔があまりにも不自然というか、いかにも取り繕った感じだったので、運ばれてきた作り直しの皿に不信感さえ抱いたほど。
私の経験から言うと、あらゆる国に中国人のやっている飲食店はあって、あまりハズレがない。
少なくとも10ヶ国の都市で中華料理を食べてみて、その味はいつも安定していた。
だから、海外で食べるものに困ったらとりあえず中華、みたいなお約束が自分の中でできていた。
ロンドンの店の味も失敗じゃなかったけど、ソーリーおじさんの笑顔が残念であった。
会社の同僚
職場に、おしゃべりで噂好きで そつない同僚がいる。
その同僚はよく笑う人なのだけど、笑顔から真顔になるのがすごく早い。
初めてそれを見た時、私はゾッとした。
顔に笑いを貼りつけるエネルギーがあるなら、せめてもうちょっとガンバってキープしとけよ。
この人を信用するのはやめておこう と思った。
それから長い月日が経って、彼女といろんな関わりを持ち、当時の判断は間違っていなかった と思っている。
本心から出たものじゃない笑顔は うさん臭い。
そういう笑顔を貼りつける人に 私は親しみを持つどころか、かえって距離を取る。
それじゃあなたは作り笑いはしないんですか?と聞かれたら・・・
失敗して つい
猫の夕食で、週に数回はユズの大好きな缶詰をあげている。
そして、待ちこがれた 缶詰の日。
思わせぶりに予告。
これで、ユズの楽しみも倍増するってもんだ。
ところがすっかり忘れて、カリカリを用意してしまった。
お皿をのぞきこんで、一瞬固まる。
もの言いたげな視線。
やばっ!
すっかり忘れてたワ。
ごめん、ユズ。
たま伝は明日あげるからさ。
今日はカリカリで勘弁ね。
てへっ。
ユズ「ふま~ん」
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