「にゃにヨ？」
心地いい音？不愉快な音？
最近、近所の家で外壁工事が始まった。
始まってみると、なかなかの騒音だった。
不愉快な音がしていると、どうしても気が散るもんだ。
自分が集中したい時は静かなのがベストだけど、不快な音でなければ問題はない。
例えば、職場で誰かさんのおしゃべりが３０分続いていたら（きっとヒマなんでしょうね）イライラしてきて仕事に集中できなくなるけど、当たり前の会話や電話の声なら一切気にならない。
うちの近くには保育会園と幼稚園があって、平日の昼間は子供たちの声がよく聞こえる。
風に乗って聞こえてくる楽しそうな声は、仕事の邪魔にはならない。
ストレスどころか、かえって気分を明るくしてくれる。
猫の食事中には気を遣う
アオイは気になる音がすると、すぐ食事をやめてしまう。
中断しても、またすぐに食べ始めてくれれば問題ないけど、食事そのものをやめてしまうことがよくある。
アオイは常にゴハンをきちんと食べてくれる猫ではないので、食べさせることは私たちにとって重要なミッションだ。
アオイの食事中は、他の音がアオイの耳に入らないようにひっきりなしに話しかける。
よく噛んでね、たくさん食べてね、おいしいですか？などなど。
日曜の朝猫たちの食事時に、階段から降りてくる足音が聞こえてきた。
よりによって、なぜ今？
アオイはそれを聞きつけて、やっぱり食べるのをやめちゃった。
アオイのお皿に残ったゴハンをユズが狙う。
ダメですってば。
ノンキな顔をして三太がやって来た。
私はムッとしながら思わず文句を言う。
水を飲む時にも、シーッ！
アオイは膀胱炎になったことがあるから、水を飲んでもらうのもまた、とてもとても大事なこと。
ユズは放っておいても飲んでくれるけど、アオイはそうはいかない。
よく「今日アオイが水飲んでるの見た？」なんて確認しあって、安心したり焦ったりする。
普通に料理している時も、アオイが水を飲んでいれば動きを止める。
そこまでするのはやりすぎじゃないか、と思う人もいるかもしれない。
でも、ただでさえ体が強くないアオイの健康のためなら、我が家では当たり前のことなのです。
たくさん飲むんだよ！アオイ
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