要らないもの
私は毎日、納豆を食べるようにしている。
一方三太は西出身の人なので、納豆なんてもってのほか。
私が納豆を食べていると、胡散臭そうに見る。
納豆ってパックを開けただけでも結構な匂いがするから、今まではなるべくひとりの時に食べるようにしてきた。
でも在宅ワークも増え、こそこそと納豆を食すことに疲れてきたので、最近は堂々と食卓に並べて食べるようになった。
そのことに関して、三太は文句を言わない(あなたが言わせないんじゃないの?というご意見もある)。
でも私は一言、もの申したい。
誰に?
納豆を製造してる会社にです。
あのタレと辛子、要らなくないか?
私が納豆にかけるのは、醤油のみなのだ。
タレは、甘すぎるので使ってない。
だけど貧乏性で捨てられないので、一応冷蔵庫に入れておく。
他の料理に使えることもあるから。
そして、タレと辛子のストックだけがどんどん増えていく。
最終的に、消費できなくて捨ててますけども。
タレと辛子は、別売りを提案したい。
ユズ爆弾投下?
ユズはトイレから出て、時々爆弾を落とす。
その爆弾を踏んで歩き回ろうものならば、破壊的な匂いが部屋中に広がり、歩いた分だけ掃除しなくちゃいけなくなる。
そんな憂き目にあわないために、ユズがウンチをしてトイレから出ると、いつもお尻をチェックする私。
ユズは嫌がるけど、こっちも掃除でヘトヘトになりたくないので、無理やりシッポを持ち上げてチェック。
失礼しますよ。
先日、廊下に茶色い爆弾らしきものがぽつっと落ちているのを発見した。
床と落下物は同系色なのに、気づいた私はえらい。
そして、カーペットじゃなくフローリングに投下したユズのことも、一応褒めてあげよう(上から目線)。
近づいてみると、色ヨシ。
ティッシュでつまみ上げてみると、硬さもヨシ。
だけどそのブツ、やけにつやつやしている。
匂いを嗅いでみた。
納豆だった。
今朝食べた納豆を服にくっつけて歩き、ここで落としたと思われる。
犯人は、この私以外にはいないのだった。
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