ぐー、ぱー
イタリアが好き
私は旅番組を見るのが好き。
よく見るのは旅チャンネルの「大人のヨーロッパ街歩き」。
その街に住む日本人(番組の中ではスペシャリストと称される)の案内で、そこに住む人しか知らないような現地のスポットを歩く番組だ。
この番組には必ず美味しそうなごはんが出てくる。
イタリアの回なんかを見ていると、パスタが食べたくなる。
で、レトルトでも缶詰でもなく、ソースを一から作ってみたことがあった。
これらをみじん切りにして、オリーブオイルで炒める。
かけらが生きているみたいに、フライパンから飛び出す。
そこにひき肉を入れて炒め、トマトピューレ、細かく刻んだトマト、ケチャップ、赤ワイン、塩コショウ、ウスターソース、醤油など思いつくまま放り込んでぐつぐつ煮込む。
量も時間も全て適当。
茹で上がったディチェコのパスタに手作りソースをかけて、刻みパセリを振って出来上がり。
猫は匂いだけ嗅いでテーブルを降りたが、食べてみたら美味しかった。
今までの自分のテキトー料理の中で一番おいしかった。
殺処分ゼロの国
イタリアは1991年に殺処分を法律で禁止し、虐待には罰金刑が科せられいる。
ペットショップのようにショーケースに閉じ込めるのも虐待行為にあたるので、禁止されている。
そして、ノラ猫はきちんとTNRされる。
*TNRとは
(Trap:トラップ)捕獲し
(Neuter:ニューター)避妊、去勢をして
(Relese:リリース)元の所に戻す
不幸なノラ猫が減れば、残虐に殺して喜ぶ変質者の餌食になる猫も減る。
中世のイタリアには、黒猫を不吉なものとし大量に殺したという歴史もあったが、今では弱い命を守る法律が作られて殺処分もゼロだ。
料理の才能
そんなイタリアで食べたパスタは美味しかった。
パスタだけじゃなく、全てが美味しかった。
そんなことを思い出し、また前回と同じパスタを作ってみることにした。
細かいことは忘れてしまったので、また思いつくまま。
出来上がってリビングでいただく。
岩合さんの番組で、パスタを食べる猫を見たことがあるけど、おむすびはパスタに興味なし。
あの美味しさは、やはり偶然のなせる業だった。
才能に恵まれた人は羨ましいが、猫を見ても羨ましいと思う。
猫には猫の悩みがあると思うけど、食べて寝て、甘えて遊んで、お世話係をこき使って、これを羨ましいと言わずして何と言うのか。
そしてわがままも可愛いに変えてしまう才能、羨ましい。
おむすび編131に続きます
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