猫とビー玉

猫に振り回される幸せとドタバタ日常。自作のヘタ漫画をまじえて綴っていきます

おむすび編24. 三顧の礼じゃなくて三顧の刑

 以前、作家の村上春樹による和訳の「ポテト・スープが大好きな猫」という絵本について書いたが、私は10代の頃から村上春樹の愛読者、村上主義者だ。
エッセイだったか、村上春樹の期限限定サイト「村上さんのところ」だったか、記憶が定かではないのだけれど、そこで村上春樹氏が「寝ているとフトンに、飼っている猫が数回出入りする。これを僕は三顧の礼と呼んでいる」と書いていた。

 

 三顧の礼とはなんぞや

これを読んだ時、私は「なるほど!」と膝を打った。うちの愛猫おむすびも、フトンに出入りを繰り返していたからだ。

 

フトンに入る猫

フトンから飛び出す猫

 

三顧の礼を尽くす、とよくビジネスの世界でも言われるが、自分の知識に不安があったので改めて調べてみると、立場の高い者が格下の者に礼を尽くして出向いたり頼んだりすること、というようなことらしい。
その由来は三国志で、皇帝の劉備が無官の諸葛亮を部下として迎えるために自ら口説きに出向くが、なかなか会うことができず3度めに訪れた時やっと会うことができて、最後にめでたく諸葛亮を軍師に迎えることができた、という故事からきている。


そして、「立場の高い者が格下の者に」のあたりで、私はまたまた「なるほど!!」と膝を打った。
最初の日こそ遠慮がちなおむすびだったが、だんだん自己主張は激しくなり、あっという間に我が家の女王の座についてしまった。
人間の私たちは、お世話係から女王に使える下僕となったというわけだ。

 

なぜ3回繰り返す?

 

おむすびは毎晩必ずこの儀式を執り行うわけではないのだが、儀式があればその翌日の私たちは決まって寝不足になる。

 

フトンにごそごそと入ってくるときは時はいい。問題は出ていく時である。

当の猫としては普通に出ているつもりなのかもしれないが、けっこうな勢いで出ていくのだ。
まるで、突然なにかを思い立ったようにズバッとフトンを出るので、それまで夢の中にいたこちらからすると「今飛び出していったのはイノシシじゃないか?」と疑いたくなるほど、びっくりして目が覚める。


そして床に飛び降りるトンッという音が静寂に中で響き、おむすびがベッドからおりたのがわかる。
そしてこれをだいたい3回ほど繰り返す。

なぜ3回?

謎だ。


これって、三顧の礼じゃなくて三顧の刑だよね?

なんの罰を受けているのかは身に覚えがないが、とにかく人間はいろんな意味で罪深い生き物だ。

 

それはともかく、いくら飼い主バカといえども、やはり三顧の刑はご勘弁願えないものかと思う。
このあと私たち夫婦は往生際悪く、この三顧の刑を免れるべくあれこれと画策するのだが、そのお話はまたの機会に。

 

 おむすび編25に続きます

  

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