夜、そろそろ寝ようかなと思っていたら、ユズが空を睨んでます。
一体なにを見ている？
まさか怖いもの（季節柄）じゃないでしょうね。
夏の吸血鬼
ユズの視線の先を追っていくと、そこには夏の風物詩。
吸血鬼、じゃなくて蚊でした。
ドアは開けっ放しにしないように気をつけてるんですが、またもや侵入されてしまいました（イラッ）。
今年 何度目？（イライラッ）
蚊は、見つけたら全力で駆除することにしています。
だって、猫が刺されたら嫌じゃないですか。
自分が刺されたほうが まだましです。
蚊がぶ～んと、手の届きそうなところまで飛んできたので、叩いたけど逃しました。
最近一発で、いや一発どころか何度叩いても仕留められません。
蚊がすばしっこいのか、私が年々どんくさくなってるのか？
（多分私がどんくさい）
蚊を見失ったタイミングで、遅まきながら虫取り網を引っぱり出してきました。
これを使えば、成功する確率がぐっと高まりますよ。
それから部屋中を血まなこになって探しましたが、見つからず・・・。
三太に虫取り網を渡して、選手交替。
蚊って危機的状況を察知すると、飛ぶのをやめて どこかに姿を隠してしまいますね。
虫取り網を持ってないと現れる
人間の殺気が消えたと感じとったんでしょうか。
もうあきらめて寝るかと扇風機を消しに行くと・・いたいた！
扇風機の頭に 止まってました。
もうこれは、直接手でいくしかない！
よ～し、今度こそは。
まず、扇風機の頭をしっかり押さえて固定し、もう片方の手をそぉっと近づけ、素早くバシッとお見舞い。
やっとのことで成功。
でも扇風機と私のてのひらには 何者かの血が・・・。
誰のだろう？
翌朝三太に聞いたら「たぶん吸われてないと思うけど、でも昼間に庭で刺されたかもしれない。よく覚えてない」と、すこぶる曖昧。
私でも三太でもないなら、ユズの可能性も出てきます。
まぁ、昨日三太が庭で刺された、ってことにしておくか。
でもね、ノンキに寝てるユズを見てると、なんだか 蚊に好かれそうな顔だなぁ、なんて思えてくるんですよね・・・。
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