ユズ「オトコだってつらいんだ」
男と女、どっちがいい?
友人Nと話していて「もし生まれ変わるなら男と女どっちがいい?」という話になった。
私は昔から、次は絶対男がいいと思ってきた。
強靭な肉体を持つ男に生まれて、世界中を旅して回りたい。
それは、若いころに読んだこの本に影響されまくったから。
そんな私とは反対に、友人Nは「次も女で生まれたい」と言う。
女しか味わえないことと言えば、母になることなどを想像するが、Nには子供がいない。
理由を聞くと、「だってオシャレしたりお化粧したりできるでしょ」という答えが返ってきた。
Nは私と違って、女性特有の病気とは無縁だから女がいいなんて思うのかな?と思った。
それで長年通院している私にとって、女は大変だしめんどくさい。
女はつらいよ
女の人は身体の構造上、体調もメンタルも不安定になりがち。
しんどさやイライラが、定期的にやってくる。
つらい時には、いつも受け流せることが受け流せない。
たとえば仕事中に、業務と関係のない新聞を読んでいる上司とか。
誰も注意しないので(しろよ)、普段は見ないようにしているんだけど。
いつも抑えている嫌悪感が、むくむくと湧き上がってくる。
私の非常識は、他人の当たり前。
一致する方が奇跡だと思っておこう。
目くじらを立てるほどのことでもないのに、腹が立つこともある。
洗濯物を干す時、三太のTシャツはかなりの確率で裏返しになっている。
三太が干してくれる時も裏返しのまま干すもんだから、取り込んでたたむ私はイライラ。
でも今は、表だろうと裏だろうと気にせず、そのままラックに放り込んでいる。
着るときに自分で表にしてくれ、ということで。
それで文句を言われたことはない。
表にして畳まなきゃいけないなんていう勝手なこだわりは、さっさと捨てるべし。
今の私の悩みは、突然カッと体が熱くなり、上着を脱がずにはいられなくなること。
数分後には落ち着いて、今度は寒くなる。
これじゃ風邪をひいちゃうワと、さっき脱ぎ捨てた上着をさがす。
毎日、着たり脱いだりを何回も繰り返す。
職場でこれをやってると「暑いの?大丈夫?」なんて言われて、またどっと疲れる。
肉体面だけの違いを川下りで例えれば、男は緩やかな大河、女は大河と激流を交互に繰り返しているようなもの。
この先の激流に耐えるためにも、体は鍛えておくに越したことはない。
ところで今、一番生まれ変わりたいのは、実は男でも女でもありません。
そう、やっぱり猫!
それも、猫ファーストのおうちの猫でしょ。
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