猫とビー玉

猫に振り回される幸せとドタバタ日常。自作のヘタ漫画をまじえて綴っていきます

社会で働く女たちにとって「仕事」とは

綺麗な女性

 
私が適齢期(今この言葉って通用するのか?もしかして死語?)になった頃、寿退社は珍しくなかった。今、結婚や出産を理由に辞めていく女性はめっきり少なくなった。
 

 働いて得るのはお金だけ?

 

私の友達には外で働く女もいれば専業主婦もいるが、私自身が会社員なので、日常接するのは圧倒的に外で働く女たちが多い。彼女たちのほとんどはまじめで、誠実に仕事に取り組んでいる人たちだ。 
でも皆、人生が満たされていると感じているか、といえば実はそうでもない。

その理由のひとつに仕事が面白くない、というのがあるが、これは仕方のないことだろう。仕事は会社から与えられるもので、自分で選べるものでもない。
ある人は「仕事が面白くないのは割り切れるとしても、子供が大きくなって親離れした時のことを考えるとなんだか不安になる」と言っていた。
私には子供がいないが、言っていることはよくわかる。
 

 

 

 生活の中で3つの拠点を持つ

 
以前テレビで誰かが「自分の拠点を3つ持つとよい。例えば、家庭、会社、趣味のサークル、という風に」と言っていた。
私はそれを聞いて「なるほど!全くその通りだ!」と、心の底から賛同した。3つという数字にはとても説得力があった。
もし拠点が家庭と会社の2つだったら、仕事を失った場合、気持ちのよりどころは残りの家庭に集中してしまう。仕事を失った本人の気持ちのバランスも悪いし、それを受け止める家族の方にも負担がかかるかもしれない。でもこれが最初から3つあれば、残りの2つにうまく分散することができる。
これってまるで、3本の脚で支える椅子みたいだな、と思った。
 

仕事にやりがいを感じることができればラッキー

 
私は、新卒で入社した会社を母の介護を理由に退社し、4ヶ月間だけ専業主婦として過ごした。そのあと再就職、転職を経て今も働き続けている。
だからと言って、私は会社で働くことが好きなわけではない。会社は理不尽なことで満ち溢れている。だから帰属意識も一切ない。
会社に限らず組織というものが嫌いだ。組織というものは、末端の者にとって、権力を持つ者の思惑ひとつで簡単に引っかき回されてしまう場所だと思う。

仕事にやりがいがなければ、会社は手っ取り早く生活費を稼ぐための場所にすぎない。
でも仕事が面白ければ、会社は気持ちのよりどころとする拠点の立派なひとつになり得る。
 

私の場合、椅子の脚は簡単に折れた

 
長い会社人生の中で私は、ある時はやる気に燃えて仕事に邁進し、ある時は「辞めたい」と言いながらもなんとか仕事を続けていた。
1年ほど前は、めずらしく結構やる気を出していた。仕事に面白さを見つけ、それなりの評価をもらっていたからだ。だからその時の私の拠点は、家庭、仕事(会社)、趣味(趣味が場所であったらもっと良いのだろうが)の3つだった。

それが人事異動で別の配属先になったことで、ガラッと変わってしまった。
新しい仕事はつまらなかった。
つまらないけれど、決しておろそかにはできない仕事で、重要案件でミスすれば始末書ものなので責任は重大だ。プレッシャーと大量に押し寄せてくる業務に、ストレスはMAXになった。
その上、そのグループのやり方にも疑問が多々あった。例えば、グループミーティングの時に配られた資料、それは処理件数を示すデータだったのだが、その数字がいつからいつまでのデータなのか明記がなく、示された%の数字はどこをどう足しても100%にならないものだったのだ。
資料とは、例えそれが社内打合せのためのものであっても、見ただけでおおかた伝わるものであるべき、と最初の会社でたたき込まれていた私は、それを見て言葉を失ってしまった。
あぁ、すっかり愚痴になってしまった。
 
とにかくそこは私にとって、やる気を削ぐ材料は豊富にあったが、やる気を出す材料が何ひとつなかったのだ。
 

ぐらつく椅子

それまで家庭、仕事、趣味の脚でしっかり立っていた私の椅子は、仕事という脚が折れてグラグラし出した。
そして私自身もバランスを失い始めた。会社で実施される年に一度のストレスチェックで、「産業医との面談をおすすめします」というメールがきた。
真剣に考えざるを得なくなっていた。
 
 
そして考えに考えた結果、私は今こうしてブログを書いている。
仕事という脚の代わりにブログという脚をはめて、椅子の安定感を取り戻そうと試みている最中だ。
自分にとって意味のなくなった仕事を続けながら、足りない時間を見つけてブログを書くことはとても大変だけど。
 
サイトを開設し、苦手なパソコン相手に新しいアクションを起こそうとするたび、どんくさい私はつまずいてパニックになった。「こんなこと始めるなんて、自分は身の程知らずだったんじゃないか?」と何度思ったことか。
だけど根性だけでやっとここまでこぎつけることができた。
しんどかった~。

というわけで、こんなブログだけど、とりあえずがんばってみます。