「ボクのあとをつけるの やめてくれる?」
前回の、気がつくと洗面台下の収納が開いている というお話の続きです。
あれからちょくちょく張り込んでみた
どうしても犯行現場を押さえたい私。
ユズの動向を逐一見守り、彼が廊下に出たら張り込みをする日々です。
お!
ユズが脱衣所に入っていきましたよ。
追いかけていって、廊下から覗いてみますと。
ユズが振り返って こっちを見てました。
「ねぇねぇ、ユズ。そこの扉 開けようとしてたでしょ?」
ちょっと寄ってみただけ、なんて顔してます。
で、そのまま回れ右して 出て行ってしまいました。
尾行失敗。
それにしても当猫、無関心を装ってなにもせず出ていくなんて、扉を開けるのは怒られること って自覚があるんですかね?
猫はミステリアス
別の日、廊下を通ったついでに脱衣所に目をやりましたら・・・
扉が大胆に開いてます。
ユズの収納棚ブームは、まだまだ静かに燃えているもよう。
このあいだは感づかれて 取り押さえるのに失敗しましたからね。
もし中にユズがいるなら、びっくりさせないようにしないと。
抜き足差し足忍び足で近づいてみましょう。
居ました。
とうとう現場をおさえました。
私をジトッと振り返り、なにか用?みたいな開き直りオーラを放っておりますね。
「ちょっとそのままでいてね。あとは好きなだけそこにいていいからさ」と言い残し、スマホを取りに行きました。
戻ると、じっと動かずに居てくれましたよ。
お邪魔しました。
撮影後、ユズはこの狭くて暗いスペースをたっぷり堪能してました。
私は 犯行現場の証拠写真を入手して 気が済んだので、これで尾行はおしまい。
美味しいものも なにも入ってない収納スペース。
いったいどんな魅力があるっていうんでしょうね。
猫はやっぱり ミステリアス。
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