デジャヴュ
見たことのない風景のはずなのに、過去に見た気がする。
初めてのはずなのに、初めてじゃない感覚。
デジャヴュ、あるいは既視感ともいう。
現実だけじゃなくて夢の中でも、「あ、ここ前に来たことがある」などと思っていることがある。
そして、それをもうひとりの自分が「それは現実で見たのか、それも夢の中で見たのか?」と考えている。
ただでさえ曖昧なデジャヴュ、夢の中ではさらに曖昧だ。
なぜデジャヴュを感じるのか、心理学や脳神経学でいくつかの解釈がされているけれど、原因についてははっきり解明されていない。
以前、前世の記憶を思い出しているという説を聞いたことがある。
確かに幼い頃の方が既視感を感じることは多かった気はするけれど、それは脳が未発達だったからじゃないかと思う。
私は前世や生まれ変わりの話を会話として楽しんだりはするけど、基本的には無い説を支持している。
というか、無い方が嬉しい。
できれば、もうなににも生まれ変わりたくないから。
生きるのって、なんだかんだ辛くてしんどい。
今の自分を生き切ったら、上がりにさせてほしい。
生まれ変わり
だけど猫に関しては、都合よく生まれ変わることを期待してしまう。
野良猫を見れば、「次は幸せな飼い猫に生まれ変われよ」と思う。
愛猫のおむすびが天国に行った時は、おむすびの生まれ変わりが目の前に現れることを毎日願った。
(だけどそれは、新しく迎える猫に対して失礼なこと。だってもし自分の親が、自分のことを誰かの生まれ変わりだ、と思っていたら悲しいですよね。)
そんな私が想像する天国には、「生まれ変わりコーディネーター」という人(猫かもしれない)がいる。
生まれ変わりコーディネーターは、猫たちの希望に沿って生まれ変わり先を調整しているのだ。
天国のコーディネーターさんは、今日もお仕事中。
時々無性に、おむすびに会いたくなることがある。
だけど今は我慢して、自分がこの世での務めを果たしてから、あちらでおむすびと再会を喜び合おうっと。
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