猫とビー玉

猫に振り回される幸せとドタバタ日常。自作のヘタ漫画をまじえて綴ります。

敗北感

猫の昼寝
膝に直ではなく、コタツ布団があれば安定します



人って無意識のうちに、誰かと自分を比べているものだ。

誰々より劣っている。
誰々よりイケてる。
誰々より勝ち組だ。

 

勝手に比較されているその誰かにしてみれば、迷惑な話だけど。

 

勝ち負け

 

私と違って人間のできている友人が漏らした一言に、驚いたことがあった。

「私、あの人に負けてる」

「あの人」とは、彼女の職場の同僚のこと。
私もその「あの人」とは知り合いで、自分にないものを持ってる人だな、と常々感じていた。

人と比べて、優越感に浸ったり劣等感を持ったりするのは基本的にむなしいと思う。

明日のわが身という言葉もある。
良くも悪くも、長い人生の中で相手と立場が逆転することだってありえる。

だからふと自分を誰かと比べているのに気づくと、我ながら成長しないなと思っていた。
友人の言葉を聞いて、私よりずっと大人で人間のできた人でもそんな思考に捕らわれるんだなと思ったら、少し安心したのだった。


よく考えてみれはこの安心した気持ちも、本質的には同じ行為なのかもしれない。
友人も同じことを考えていた、そしてホッとした。


自分は自分という境地には、なかなか辿り着けないものですね。



猫の意地

 

私の膝はアオイ専用の椅子みたいになってるのだけど、時々ユズも乗りにくる。

 

膝に乗る猫


どうしたら安定して眠れるか模索中。

 

足の上にて

同居猫が気になる

睨んでいる猫

方向転換する猫


方向転換して、丸くなって寝てみたら、背中からずり落ちてしまった。

ずり落ちた猫

観察している猫


もう一度挑戦。

やり直す猫


アオイの手前、意地もある。

 

やっと落ち着いた。

落ち着いた猫


片足だけ乗らなかったけど。

ユズにとって私の膝は、いつも片足分だけスペース不足。

 

ちょっと敗北感


完璧な負け

 

20代の頃、学生時代のサークル仲間がハマっていたお店に連れていってもらったことがある。

それは、ニューハーフの人が歌って踊るショーを観るお店だった。


ショーが終わると、踊っていた人たちはウェイター(ウェイトレス?)となり、ドリンクやお料理をテーブルに持ってきた。

間近で見る彼らのお肌は、ツルツルでツヤツヤ。

私の何倍もきれいだった。


すごい努力をしてるんだと思われた。
この人たちはある意味で、私なんかよりずっと女なのだと思った。

完璧に負けた、と思った瞬間だった。

 

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