猫とビー玉

猫に振り回される幸せとドタバタ日常。自作のヘタ漫画をまじえて綴ります。

男子厨房に入るべし

西日に照らされる猫

「そろそろ我らのゴハンの時間ではなかろうか」

 

キッチンで働く男性 大賛成

 

「男子厨房に入らず」という言葉がありますね。
オトコたるもの、台所で料理を作ったり片づけをしたりするべきじゃない、ってことですね。

ひと昔前に比べれば、そういう考えの人も減っていると思いますが。

 

私はもちろん男の人も女の人と同じように、バンバン料理を作り片づけをしてほしい。

作る料理が今ひとつでも大歓迎。

 

ただひとつだけ、例外がある。
私が料理をしている時に、猫を引き連れて入ってくるのは歓迎できない。

 

包丁と火を使っている時

 

料理をしてる時は時間との戦いだ。
私は、鬼気迫っている。

台所に入ってくる夫


扉を開けっぱなしにしてるから、アオイも入ってきたじゃん。

 

猫も一緒に入ってきた

 

一応、言っておく。

次は気をつけてくれるよね?

 

猫を差し出す夫


私がちょっとムッとしているのがわかって(私は顔にすぐ出るタイプ)、アオイを差し出す三太。

 

顔がほころぶ妻


可愛くて、思わず顔がほころぶ私。

 

料理が佳境に入ってきた頃には、そろそろ猫ゴハンの時間。

三太が猫ゴハンの支度をしようと、またキッチンに入ってきた。

また台所に入ってきた夫


また扉が開けっぱだから、猫がぞろぞろついてきたよ。

猫、嬉しそう。

ムッとする妻


一方の私は、ムッとしてる。

火を使ってるから、猫に入ってほしくない。

猫を差し向ける夫


またイラッとしている私に気づきヤバいと思った三太、今度はユズを差し出した。

 

ムッとする妻


同じ手は通用しないんですよ。

 

言葉の由来

 

「男子厨房に入らず」の由来は、『孟子』にある「君子は庖厨を遠ざくる也」。

「憐れみ深い君子であれば、動物が捌かれる姿が見えたり動物の悲鳴が聞こえたりすると食べることさえ忍びなくなってしまう。だからそんなことにならないように、厨房には近づかない方がよい」という意味らしい。


この言葉が中国から日本に伝わった時に、君子が男子に入れ替わり、意味そのものも変わってしまったようだ。

 

ジェンダー平等で非常に遅れている国、日本。

恥ずかしいくらいに遅れている原因のひとつは、古い考えに固執した人が若い世代に権力を譲ろうとしないからじゃないでしょうか。
いつかの総裁選でも見受けられましたが。

 

「男子厨房に入らず」という言葉がフェイドアウトして、日本が早く世界のスタンダードに追いつくといいのにと思う。

 

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