猫とビー玉

猫に振り回される幸せとドタバタ日常。自作のヘタ漫画をまじえて綴ります。

シャッターチャンスは逃げていく おむすび編75

 

今週のお題「カメラロールから1枚」

 

お題の1枚はこれです。

テイクアウト


5/2に、テイクアウトした晩御飯。
4月は全く外食することなく、うちで食べるごはんばかり。
よく行くお店がテイクアウトを始めたので、嬉々として利用しました。

 
我ながら盛り付けセンスゼロ。食器も簡素。
そしてこの後、まだ別のお皿が続くのですが、食べ始めたらすっかり撮るのを忘れました。


普段からあまり写真を撮らない

 

私は写真を見るのは好きで何冊か写真集を持っているが、撮る方はあまり熱心ではない。
水の都ベネチアに行っても、人種のるつぼロンドンに行っても、カバンからカメラを取り出す回数は人より少ないようで、帰国して友人に写真を見せると「これだけ?」なんて言われた。

友人「何日間行ってたんだっけ?」
私 「1週間だったかな」
友人「(写真)少なっ。それにさ、どこの国かよくわかんない写真が多いよね」


そう、私は誰が見てもわかる自由の女神やらエッフェル塔やらを撮るより、何気ない街角なんかを撮るのに俄然燃えるのだった。
そして燃える割には、コンセプトのよくわからない残念な写真になるらしい。



うちには猫がいるので猫写真は撮るが、愛猫家にしては写真は少ない方かもしれない。
撮らないというか、うまく撮れない。
とにかくシャッターチャンスに逃げられる。

「可愛いな」と思ってケータイをさがしてオタオタしているうちに、私を見る愛猫は胡散臭そうな顔に変わっている。

 

猫の失敗

 

ある日、いつものように寝室に上がり寝支度をしていると、いつものようにはしゃぐおむすび。
スピーカーの上に乗って、ひとしきりおしゃべり。

そして、大好きなベッドに飛び移ろうと身構えた。

スピーカーの上の猫


この時、私は「何かがまずい」と思った。でもそれが何なのかわからなかった。
そしておむすびがジャンプした瞬間、やっとわかった。

ジャンプしそこねた猫


スピーカーの上に、薄い紙が一枚乗っていたのだ。
そして、その上でおむすびは思い切り踏み切った。
紙はずるっと後ろにすべり、ジャンプできなかったおむすびが飛んだのはほんの数センチ。

落下


おむすびはベッドに届かず、あっという間に私の視界から消えた。
回り込んでみると、ベッドの下に潜り込んでいくおむすびのお尻が見えた。

着地失敗が決まりが悪かったのか、なかなか出てこない。
覗きこんで声をかけても、奥の方にうずくまっている。

ベッドの下の猫


待ちくたびれてうとうとしかけた頃、やっともぞもぞと私のフトンに潜りこんできた。

ふとんにもぐる猫


猫は、なにかをやり損ねるといじける。
見ていたこっちが申し訳ない気持ちになってくる。

でも、こういう場面こそカメラにおさめておきたかった、と思うのは私だけ?

 

 

最後にもう一枚、三太の植えたお花の写真を。
最初、お題の一枚はこれにしようと思ったが、ガラス越しに撮っているせいで白っちゃけているのでやめた。

植木のお花

 
やっぱり、残念な出来栄え。

おむすび編76に続きます

 

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