この記事を書く前に、「掃除機が好きな猫」で検索してみた。
すると、出てくる出てくる。
ゴキゲンで掃除機にかけられている猫たちが。
掃除機を怖がらない猫たち
世の中には、掃除機が大好きな猫というのが意外といるらしい。
これをテレビで初めて見た時は驚いた。
飼い主が掃除機で掃除を始めると、ゴロンとなり「さぁさぁ、どうぞ」と、掃除機でギュイーンと吸われるのを待つのだ。
飼い主さんは「ちょっとめんどくさいですね~。肝心の掃除ができないですからねぇ」なんて言っている。
これはとても飼い主孝行な猫たちじゃないだろうか。
だって掃除機でガーッとやってしまえば、ブラッシングも短縮できる。
毎日のブラッシングの甲斐もなく、次の日にはモワっとした毛の塊が部屋の隅に落ちている我が家。
やってもやってもキリがない。
人間の場合、ひとつの毛穴から1本の毛が生えるが、猫の場合はひとつの毛穴から5,6本の毛が生えるという。
これと毛穴の密度を踏まえて猫の体表面積で計算すると、およそ80~100万本の毛が生えているということになる。(ちなみに人間の髪はおよそ10万本。)
そしておよそ3ヶ月ですべての毛が生え変わるというから、換毛期のブラッシングは鼻ムズムズとの闘いになるわけだ。
シャンプーは手っ取り早く毛をごっそりと洗い流せるが、作業そのものが猫にとっても飼い主にとってもかなりしんどい。
水を嫌う猫のストレスも考えれば、頻繁にできるものじゃない。
いつまでたっても掃除機は敵らしい
まず掃除機を見ただけで、おむすびは非難がましい目になる。
猫は自身の体より大きなものを見ると警戒行動をする、という実験結果がある。
自分より大きなものは、危害を加えてくる危険がある、という認識らしい。
そして、おむすびは掃除機の凄まじい音が嫌い。
スイッチを入れたら100%逃げ出す。
だいたい2階に逃げる。
そして掃除機を持って2階に上がれば、今度は1階に逃げる。
お掃除ロボットもかん高くて大きな音がするが、本体が小さいからなのか逃げ出しはしないものの、遠巻きに眺めている。
ちょっと近づいてみても、お掃除ロボットが方向転換すると後ずさる。
猫が掃除機と仲良くなれる日は遠いようだ。
私としては、こんな風景を見てみたいんだけど。
でも、そうは問屋が卸さないかも。
我が家の乙女、ショック。
おむすび編77に続きます
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