「えーと確かこのドアの向こうは・・」
「あのドアは 病院に通じているにょよ」
「こわいこわい!」
恐るべき二面性
もう退職なさったが、会社の同僚でとんでもない女性がいた。
彼女はパッと見、お上品な、ちょっとかわいいおばさまだった。
ところが。
・トイレで人の悪口をしれっと言う。
(残業が多いというだけでやり玉にあげられた人もいた)
・プライドが高くて、自分よりも目立つ人がいると気に入らない。
・褒められると超ご機嫌。
・ミーティングでは「私”は”やってます」アピールがすごかった。
・怒りに火がつくと誰にも止められず、何度か職場を凍りつかせていた。
挙げ出すとキリがないけど、見た目が上品そうで優しそうだっただけに、その本性を知った時はびっくりだった。
猫には優しく、忍耐強く
見た目と実際のギャップは、そのオバサマほどじゃないけど 私にもあるらしい。
昔から、優しそうで物静かな人だと誤解をされ、よく「イメージと違う」と言われてきた。
実際はガチャガチャした性格なんだけれども、猫の前では一応落ち着いて振るまうようにしている。
だけど、にんげんだもの。
カッカしちゃうこともある。
猫を叱るのは、タイミングを間違えると信頼を失いかねない。
だからアオイやユズを怒ったことはないけれど、おむすびを叱ってしまったことが2度あった。
そのうちの1回は、おむすびが脱走してしまった時。
その日は雨だったので、外に出たおむすびは玄関先でUターンして戻ってくれた。
おむすびを家に入れてホッしたとたん、ついつい「なんで外出たのッ!!!」と大声を出してしまった。
当のおむすびは、ぽかんとしていたけれど。
そのあと、おむすびに謝っていっぱいナデナデしたっけ。
おむすびはゴロゴロ言って、すぐに許してくれた。
先輩の教え
おむすび「自分は有名な絵本の主人公のモデルだ、って言うんですよ」
「百万回生きたねこ」のお話ですね。
大好きな絵本です。
おむすび「ある時は船乗りで」
おむすび「ある時はサーカス団員だった、って言うんです」
おむすび「次々と 別の顔を自慢するんで、悔しくなってきて」
いつもはボーっとしてる人がいるんだけど、
突然鬼の顔になる、って言ったのね?
おむすび「そしたら、自慢やめました」
ユズとアオイは一度も外に出たがったことはないから、おむすびからの教えをきちんと守っているのかな?
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