猫とビー玉

猫に振り回される幸せとドタバタ日常。自作のヘタ漫画をまじえて綴ります。

おむすび編32. ネコの感染症、FIPや猫エイズ

 

コロナウィルスはあらゆる動物に感染している

 

最近世界の人々を不安に陥れている新型コロナウィルス、最初このニュースを目にした時、私は「犬や猫の話か?」と思った。

 
だけどよく聞いてみるとそれは人間の話だった。
感染源は蛇だの野生動物だのと言っている。
ここで、今騒がれているのは言葉通り新型だということ、あらゆる動物(哺乳類や鳥類などから検出されている)に感染していて、人間が普通にひく風邪の中にもコロナが引き起こしているものがある、とやっと理解した。
今までコロナは犬や猫に限られたものだと思いこんでいた無知でアホな私だった。

 

コロナウィルスを持っている猫は多いという。
飼い猫でもざらにいるらしい。
猫のコロナもこわい。ウィルスを保有している猫の体内で、コロナが突然変異するとFIPを発症する。FIPは死に至るこわい病気だ。
コロナウィルスを持っているとすぐ発症するというわけではなく、仔猫、シニア猫、免疫力の弱っている猫が突然変異を起こしやすいという。


うちのネコも残念ながらコロナを保有している。
うちが飼うネコはオール保護猫、野良時代にいろんなウィルスをもらっているだろうから、あらゆる感染症のリスクは高い。

 

現におむすびを保護してすぐ病院で血液検査をした時に、猫エイズウィルスの抗体があることがわかった。正直ひどく落胆した。
でも猫エイズを発症しないで長寿を全うする猫だっている。
獣医からエイズキャリアを告げられた直後に、「発症しない猫ライフを目指そう」と決意した。

 

おむすびの発作

 

猫が具合が悪そうにしていると、あたふたしてドタバタして、どんよりしたりする私。
ある日の午後、まったりと過ごしていたら、ソファで寝ていたおむすびが突然、咳のようなものをし出した。
ゴッゴッゴッ、と全身を震わせ、目も血走り(現実には血走っておりません、すみません)、普段しっかりと閉じている口から舌まで出している。

 

くつろぐひととき

猫の発作

私は吐くのかと思い受け皿まで用意したが、結局吐くことはなく、おさまった時にはケロッとしていた。
いろいろ調べてみたが、どうやら喘息の発作のようなもので、よくあることらしい。
なので、こんな発作が出ると「今、体調悪いのかな?」と気をつけるようになった。

 

話は戻って、初めておむすびが発作を起こしたこの時、おむすびが座っていたソファに黄色っぽいシミのようなものが残っていた。
怪しいそのシミに顔を近づけてみると、なんか臭う。

 

茶色のシミ


もしや発作で勢い余って粗相したか?と思ったが、これも調べた結果、肛門腺から出た分泌液のようだった。興奮したりパニッたりすると出ちゃうらしい。


試しに三太がおむすびのお尻にティッシュをあててちょっと押してみたら、ティッシュに同じ臭いの液がついた。

「次の病院の時、肛門絞りしてもらいましょうかね?」とおむすびに話しかけると、うれしくなさそうな表情。


内面は乙女なおむすび、おしりにティッシュを当てられて、きっと心外だったんだろうな。

 

 おむすび編33に続きます

 

 

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