猫のごはんどき、私はいつも猫たちのそばで見守ります。
猫の背後に ぬっと座る不気味な姿。
まるで背後霊が猫のゴハンをのぞきこんでるみたいですが、大事な役目を果たしているのです。
食べろ応援
役目のひとつは、食べろ応援。
小食なアオイが食べるのをやめてしまわないよう、声をかけるという大事なミッション。
アオイはちょっとした物音で、食べるのをやめてしまう。
なので、絶えず声をかけ続けるという 涙ぐましい努力をしてるわけ。
横取り防止
ユズはとっても早食い。
噛まないし、舌でガガーッと大量にごはんをすくい取り、喉に流し込む。
まるで早食いブルドーザー。
早食いをやめさせるために、いかにも食べにくそうなフードボウルを試してみたことがあった。
仔猫アオイ「このお皿、食べにくそう」
それでも噛まず とにかくストレスフルな様子だったので、いつものボウルに戻した。
一方アオイは、ゆっくり食い。
一粒ずつゆっくり噛んで食べる。
当然のことながら、ユズが食べ終わったころ アオイはまだ半分くらいを食べ進んでいる途中。
仔猫時代のユズは、しゃにむに頭から突っ込んで横取りしようとしていたけど、飼い主に何度もディフェンスされるうちに、横取りすると怒られるということを学んだ。
仔猫ユズ「そっちも食べたい!」
今でも、たまに食い気に勝てない日もあるようで。
足はアオイの方へ。
そこへ振り降ろされる左手。
まったく油断も隙もないぞ。
盛り方の極意
そして、アオイは食べるのがヘタっぴ。
カリカリを噛んでいると、カケラが口からポロポロこぼれちゃう。
ウェットフードは汁ばかりすくって、身はボウルの前方にどんどん寄っていき 最終的に残ってしまう。
とにかく身もしっかり食べてほしいので、盛りつけを変えた。
アオイよ、舌じゃなくて歯で上から齧ってごらん。
そして、ちゃんと食べられるようになった。
ところで人間の料理も、できるだけ高く盛りつけるようにしております。
たいしておいしくない料理も、見た目だけは美味しそうに見えるので。
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