好奇心いっぱいの頃の、仔猫ユズ
前回は、アオイのエリザベスカラーについてのお話をしました。
今回は、ユズのエリザベスカラー騒ぎのお話をしてまいります。
手術当日
話は遡ってユズが月齢5ヶ月の頃、体重も着実に増えたので去勢手術をすることにした。
当日の朝ゴハンはおあずけだ。
食べ盛りだったユズは、なんで自分だけゴハンをもらえないのかさっぱりわからず、悲しそう。
今日だけだからね、とユズをなでなで。
そんなユズをなだめながら、病院へ。
手術は問題なく済んで、夕方迎えにいった。
患部を舐めてしまうので、ということでユズはエリザベスカラーをつけられていた。
家に着いてキャリーバッグから出ると、首のあたりにすごく違和感を感じているようだ。
なんとかはずそうとして、暴れまくった。
エリカラに前足をかけて、ぐいぐい押してみる。
とれない。
振り落とそうと体をひねってみる。
振り落とせない。
何度もバッタンバッタンと奮闘して、最後にはとうとううなだれた。
こんなにわかりやすく落ち込むんだ、とちょっとびっくりした。
そしてそんなユズを見ると、こっちまで辛い気持ちになった。
あまりに暴れるのでエリカラははずして、今夜やケージで過ごしてもらおうと、その日は三太がケージの横にふとんを敷いて寝ることにした。
その後のユズ
翌朝ケージから出すと、自由になったユズはアオイにしつこくからんだ。
それはもう、アオイが可哀そうになるくらい。
ごはんを食べて満腹になっても、やっぱりからむ。
大きめの声で「やめなさい!」と言っても、まったく効果なし。
病院、そしてケージでの就寝とストレスが溜まってるんだろうと、オモチャを振ってみると激しく遊んだ。
はっちゃけて、オモチャを捕まえてくわえると、異常なくらいウーウー唸った。
その唸り声にまたアオイがひいて、あからさまにいやぁな顔をしている。
ユズの患部は3日もすると、腫れも赤みもひいて、毛も生えてきた。
気にする様子もなくなった。
とりあえずホッと一安心。
一番気の毒なのは、アオイだった気がする。
ただでさえ長い毛繕いをするアオイだが、この時は見るたび毛繕いしていた。
アオイも、すごくストレス溜まっちゃたよね。
ご苦労さまでした。
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