仲良く並んで庭を眺めてる。縁にかけた手が好き。
「眠らぬ都会の動物病院」
昨夜、NHKドキュメント「眠らぬ都会の動物病院」を見た。
都内のある動物病院の3日間に密着したドキュメント、2014年放送の再放送だった。
ちょっとだけ、と思って見始めたらやめられず、結局最後まで見てしまった。
青い顔をしてペットを抱えて駆け込んでくる人たちを見ていたら、過去の自分の姿を重ね合わせてしまった。
人々がカメラの前で涙を見せるたび、もらい泣きした。
番組の中である女性が、「動物はもう飼わないと決めていた。別れがあまりに辛すぎるから。でも息子が動物が大好きで。ハムスターなら、と飼い始めた」と語っていた。
そしてそのハムスターも、運び込まれた翌朝天国へ旅立った。
耐え難い別れに直面すると、自分に生きる意味はあるのかという疑問さえ頭をよぎる。
それでも悲しみはいつか和らいで、また新しい家族を迎えてきた。
保護猫を救いたいとか、幸せにしたいとかいう前に、自分が潜在的に自分以外の者との絆を求めているのかもしれないな、とふと思った。
いつかは辛い別れがくるけど、幸せだったと思いながら天国へ行ってもらえるように、毎日を過ごしたい。
それが、きりがない後悔を少しでも減らしてくれると信じて。
やっぱり猫には敵わない
とかなんとか言いながら、忙しい時にはやっぱり「ちょっと向こうでいい子にしててよ」と言いたくなるのが人間ってもの。
だってこっちには、山ほどやらなきゃいけないことがあるんだから。
せかせかと歩き回る私を、アオイは追い越していく。
私の行く手をふさぎ、「さぁ、こっちよ」という顔で、ふり返りふり返り先を行く。
予想通り、パタンとなる。
こっちは忙しいから、パパッと撫でて次の用事へ。
アオイはまた追いかけてきて、私の背中をバリバリやるという強硬手段に出る。
(薄着の夏はカンベンしてほしい)
忙しい時に限って、ユズの熱い視線を背中に感じる。
あとにしてください。
もうちょっと待てるでしょ。
靴下くらい履かせてくれ。
脇の下から強引に潜り込んできた。
そしてちゃっかり、私の膝にオン。
ここまで根性見せられると、自然と笑いがこみあげてくる。
猫ってなんで、こんなに可愛いんですかね。
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